7月21日の朝はこんな風に明けました。朝焼けが広く拡がることはありませんでしたが、太陽周辺はきれいでした。「トトロの森12号地」近くのスカッとした直線の畑道、小手指駅近くのスカッ(?)とした水路、巻層雲を紹介します。
Sony DSC-H10 & Pentax K7 + TAMRON SP180mm F2.5(LD)IF
我が家からみた東の風景に太陽が昇ってきました。
朝の天気予報では「猛烈な暑さ続く・・・」と言っています。
16日の夕景です。
夕日の逆光を背景に積乱雲が発達していました。
近くのスーパーマーケットの屋上駐車場からは、遠くで降っている雨の軌跡がわかりました。
パノラマでつながった画像ではありませんが、左画像が雨の西の境界。
右画像が東の境界線です。
さらに時間が進み、月齢4の月が霞んで見えました。
18日、12号地を歩いたときの空には巻層雲がありました。
刷毛で書き下ろしたような雲状は、高度5000m以上の氷晶が落下したときつくる
「落下すじ」と言われています。
このあたりの対流圏上層では常に時速100-200Kmの強風が吹いています。
落下すじはこの風に吹き下ろされ、やがて氷晶も大気にとけていきます。
一般的ではありませんが「ろっ骨雲」と呼んでいることもあるそうです。
同じ雲ではありませんが、氷晶が落ちつくして筋が柔らかく見えます。
危険な生き物は警戒し「危ない」という意識ですぐに覚えられます。
夕立を降らせそうな雲や「雷」を伴う積乱雲(入道雲)も危ない雲です。
それに比べると高層雲は人畜無害です。
雨を招く兆候だったとしても数日後です。
むしろ彩雲がみられたり、大気光学現象のステージになる雲です。
危険な雲ではなく「監視」の眼は必要ありませんが、
「監視」を怠るときれいな空の現象を見落とすことになってしまいます。
この画像、右の二段の雑木林の稜線の手前が12号地です。
素敵な畑の一本道・・・
ここは水路の一本道・・・本題の雲から横道ですが・・・
小手指の遊水池の中ほどには池があり、立ち入り禁止が効をなし
新しい生態系がつくられてきたそうです。
野うさぎ一家が観察された時期もあるそうです。
イトトンボも多く魅力的なところです。
しかし4匹の大きなコイが確認され困った状況になってきていると聞きました。
コイは泥をすくって食べるので、ヤゴの天敵になるそうです。
所沢市の現状回復はまだ失敗に終わっていると聞きます。
しかし生態系の意味がわかった市の対策には拍手を送りたいです。
大きなコイは湖のブラックバスのような地位にあり
多種類の生物相を精選してしまうのです。
桜沢にも大きなコイが暮らしていたなあ・・・
そんな心配を知らないカルガモの親子が水路を遊泳していました。
フェンスには粋で親切な観察窓が付けられています。
荒幡富士や六道山には空を観察する巨大な窓が
いつでも開いています・・・
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