月のある夜明け。2月5日、月はさそり座にあり夏の銀河中にあるのだけれど明るくなる空の中で(もっとも我が家からは銀河は見えない)孤独そうだった。双眼鏡で見ると、それでもたくさんの星を隠しながらすすむ月を見ることが出来る。
Pentax K-5 & Olympus OM-D E-M5
月の周りを粒の大きな薄雲が覆うと「光環」がみえます。
雲の量や配置によって、そして時間と共に刻々と変化します。
雲が月を広く覆ったときには・・・
数秒の連写を比較明で合成すると、中心部が青く周辺が赤い光環を
写し止めることが出来ます。月の右上に木星、右下にアルデバラン。
さて、光環を作る雲がなくても月は星野の中を星に逆行するように
進むので明るい星が多い天空を通過するときは面白い。
殺風景に見えても背景にはけっこう多くの星々があります。これはタイトル
画像の1時間前です。月の左下にさそり座のアンタレスが見えます。
1月25日の夜にはここでイリジウム衛星のフレアが観察されました。
これは夕方の撮影。地上風景は同じでも背景の星は冬の星座たちです。
オリオンの足下で太陽光を平面アンテナが反射したのです。
30、31日と連続してこのメタセコイヤの上でフレアが起きました。
ゆっくりした流星のような増光もあり、長時間見られる穏やかな
増光もあります。
昼の大気光学現象に宵のISSやイリジウム衛星のフレア。
空の魅力は眠れないほど尽きないのです
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