荒幡富士に登ると、西武園の展望台と観覧車を見ます。富士が見えるか確認してから、スカイツリーを探します。
また雲と遊ぶには良いところで、視界は360度のパノラマです。空気の匂いを感じます。遠望と空の色や、雲で季節を感じます。
Pentax Q + COSMICAR TV LENS 75mm 1:1.9 + 01 + 02 + 03 FISH-EYE
撮影には COSMICAR TV LENS 75mm 1:1.9 を使用しています。
CマウントのTVレンズは宮本製作所の C-PTX/Q によって Pentax Q に
接続されています。(クイックで拡大)
かつての8mmフィルムムービーにはDマウントと呼ばれる、低感度フィルムに
対応した明るいレンズが付けられています。
Cマウントも監視用ビデオに付けられた明るいものが多いです。
COSMICAR は Pentax の海外向け、あるいは国内カメラ用の別ブランドです。
宮本製作所のアダプターには厚さの異なるシムが附属し、このシムは焦点調節の
ヘリコイドのないレンズや、カメラ側で焦点調節を行うことを念頭に置いた
レンズ群に大変便利に機能します。
登山道にはトゲのあるような、種子を付けた植物がありました。
乾燥したこれらの尖った種子の皮は、蝶や蛾には危険なものになります。
「野の虫」で学ばせてもらいました。
ましてこれにはクモ付きです!
8時57分・・・
スカイツリーが、地上400m付近まで靄か塵が多いことを教えてくれました。
この辺の昨日の雨は日光方面で雪だったようです。
男体山も、うっすら雪模様。
富士山も薄化粧。
そして、アングルジャックしている黒い点がわかりますか?
多分、アキアカネかな。
「富士に蜻蛉」で掛け軸にならないかなあ。
前述の75mmTVカメラで撮した富士山。
35mm 換算で、400mm F1.9 相当です。
バイクツーリストが登ってきました。富士や空を見て、
「おーニッポン!!」
と興奮気味に話していました。
Q 用の FISH-EYE はイレギュラーなハローやゴーストも出るのですが
それも写真としては効果的なときもあります。
積雲から吹き出された尾流雲でしょうか。
やがてすべて吹き出されれば、この雲は消滅します。
発生・変化・消滅・・・色即是空の世界観です。
遠くからこの雲を見ると、助骨雲に見えると思います。
私は助骨雲の真下にいるようです。
これも尾流雲でしょう。
ほら、9時頃予想通り「幻日」が現れました。
こんな日の高層雲や高積雲には、大気光学現象が起きるチャンスがあります。
僅かの時間で変化が起きます。
撮影元画像とレンズのゴーストを処理したもの。
今日は、ふだんあまり使わないアートフィルターも使いました。
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