今日は表題のような、見事な空を見ることが出来ました。いつも氷晶のつくる光学現象を多くコラムにしてきましたが、水滴のつくる虹については少なかったかも知れません。さて、このタイトル画像の真ん中の光芒は「幻日」です。
Ricoh GRDⅢ & Tamron SP 90mm 1:2.5 (52BB) + Pentax K5
夕方6時頃の西空です。
太陽熱温水器の後ろに太陽、TVアンテナの間に幻日が見えました。
これは同じ日の午前10時の東の空です。
上の電線に太陽があり、ケヤキの木の右上に環水平アーク(彩雲が無難か)
が観察できました。
拡大してみました。
色付いた水平の短い光の帯が見えます。
そして夕方5時50分の虹につながります。
室内にいたら外から大きな声で私を呼ぶ声がしました。
「虹が見えます!!」
太陽を背にした東の空に1/4くらいのアーチが架かっていました。
(M君に感謝!)
いったん水滴の中に入った太陽光は内面反射して再び戻るように出てきます。
私を行きすぎた光は太陽と反対側に光学現象を残します。
水滴の入口と出口で、光の波長による屈折率の違いから
可視光線が色別に分かれて見えます。
さて、今日の虹は短いですが明るく感じました。
特に明るい場所を拡大してみました。
見事ですねえ!
一般的に言われている「虹の七色」とは、
赤、橙、黄、緑、青、藍、紫とされますが、これは彼のアイザック・ニュートンが
表現した言葉だそうです。
18時に近くなると、今日の光のショーは終わりをつげました・・・
と、思うまもなく「幻日」現象が見え始めました。
このコラムのはじめの2枚に続くわけです。
19時を過ぎると、空にはうろこ雲(巻積雲)のカーテンが引かれました。
明日からまた梅雨空が続くそうです。
Comments [2]
No.1みことさん
本当に綺麗です・・・素敵な写真で虹と空を楽しませて頂き
ありがとうございます。
まったく気が付きませんでした・・・虹に^^;
16日は3,4、5時とタイマーをかけ起きて空を眺めましたが
梅雨空には勝てなかったようで、どんより曇って月は
見ることができませんでした~
tomaさんから みことさんへの返信
来年の5月21日は、今からチェックです。金環食が関東で観察されます。月が遠いので皆既日食にはなりませんが、金環食は5分間も続きます。月食は曇りでした。来年の金環食はぜひ晴れて欲しいです。
昨日の雨の回復は早く、夕方素晴らしい雲を見せてくれました。
連続の空のコラムをこれから書いてから睡眠です。
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