当麻喜明

明け方の月と「あられ」の観察

2012年2月19日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2012.2.18 maeno hi no yuki

2月の中旬は平年より気温の低い、弱い冬型の気圧配置が続いています。関東では風が強く、薄い雲の出る日もありました。曇るというのが「弱い」冬型の所以(ゆえん)です。17日の朝は「あられ」が降り、18日の朝はベールのような残雪がありました。月はどんどん細くなっていきます。

Pentax K5 + SIGMA APO 70-200mm 1:2.8 & Nikon D300


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この雪は前日の夜9時過ぎに降ったものらしいです。
朝も氷点下の気温だったので、融けてくっつくことがありませんでした。


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2月9日の夜、観察に出たとき月に暈がかかり、月の横に火星が見えました。

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かさは淡いものでしたので、少し明るく撮してみました。


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13日の雲の大胆な大ざっぱな発生に驚いた方もあったでしょう。
冬の波状型があり暗い積雲があり、何処かの駅弁が
箱の中でひっくり返った様でした。


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昼間、少し雲の内側が色付いていたので撮していたら近くにいた子が
「ハート型の雲を撮しているんですか?」
と、尋ねてきました。

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そうか・・・この子にはハート型に見えるんだなあ・・・
あまり好ましくありませんが、レタッチでハートにしてみました。


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適度な雲の中に太陽がフィルター無しで見えました。
5月21日の「金環食」はどんな風に見えるでしょう。


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14日早朝の月光冠。
上空の氷晶と月齢の関係か、月が「冠」の中心からずれていました。


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17日、朝6時50分の月周辺。


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この撮影の数10分後に空から「あられ」が落ちてきました。

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この日のあられは粒が小さかったので、六角形の結晶も見つかりました。


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2月8日の「あられ」は降り始めてテーブルでバウンドする姿が見えました。
見事に雪の結晶がくっついた丸形でした!


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今日(19日)の朝の月。月齢26.5、まもなく新月です。
昨夜実施した蛾の「糖蜜」観察では集まったのがホシオビキリガ
一頭だけでした。

風が強かったのか、月がなかったからなのか、
もしや「休肝日」(きゅうかんび)だったのだろうか・・・

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