沖縄旅行から帰った知り合いから「星の砂」を頂きました。ある世代から上の方は、小柳ルミ子の「星の砂」を思い出します。また「星の砂」が演歌なんぞと結びつくのが不思議な世代の方もいるでしょう。
Ricoh GRDⅢ
星砂は岩石が風化した「砂」に色付けしたもので量(かさ)増しされていました。
星の「砂」自身は岩石の風化物ではなく、有孔虫の殻です。
星の砂は、150万年前生息していた有孔虫カルカリナという生き物の殻です。
瓶の中には、数万年前の化石から最近のものまで混在しているでしょう。
星の砂は「単細胞生物」なのです。
これは、あまり良いカタチではありませんね!
双眼実体顕微鏡の単眼で撮しました。
すこしデザインにリズムが出てきました。
やっと星形のものが見つかりました。
星砂カルカリナの殻は炭酸カルシウムからできています。
大気中の二酸化炭素が、最終的には海中の生き物に固定されていきます。
どうでしょう?
見事な星形を見付けてもらいました。
このモニュメントは狭山公園の建物の横についています。
さらに、こんな格好のものもありました。
私たちは「星形」を探し、生物学者はこんな幾何学形状に興味を持つでしょう。
そしてあるんです。これも狭山公園に!
「星」は紳士用で、「太陽」はご婦人用の入口に置かれています。