当麻喜明

蛾図鑑にはほど遠く・・・でも頑張りました!

2011年6月18日 | 当麻喜明 | Comment[2]

002.JPG 2011.6.12 omosouna tunawatari

シャチホコガにはこんな体型のものが多い。クマバチと同じように「これで飛べるのだろうか?」と疑問に思った昆虫学者はいなかったのだろうか。さらに、このノヒラトビモンシャチホコは綱渡りのような態勢でぶら下がっていました。

SMC PENTAX-FA 1:2.8 100mm MACRO + Pentax K5 & Ricoh GRDⅢ


001ノヒラトビモンシャチホコ.JPG


たしかに、このぽってりした体型で飛べるのです。
レイノルズ定数です。


003.JPG


しかも、この体型で一本の茎にしがみついているのは凄いです。
さらに休んでいる後脚があるんですよ。


004キベリネズミホソバ.JPG


キベリネズミホソバは危険な地面を走行中。


005ヒメシャク.JPG


さて・・・ヒメシャクの仲間でしょうか。


006.JPG


櫛形の触覚は♂の場合が多いです。


006トビスジアツバ.JPG

007チャオビヨトウ.JPG

008ウスシロフコヤガ.JPG


トビスジアツバ、チャオビヨトウ、ウスシロフコヤガのコメット型三種。


009.JPG


スジベニコケガは翅の半分ずつで違う模様です。
美しいデザインの羽根を持つコケガは、不食で頑張っているのだそうです。


010.JPG


これも随分とシックな色調です。
クヌギの木辺りにいたら、気が付かないでしょうね。
ここまでで不明2種ですから、頑張りました!


011ヤブマメヒメシンクイ.JPG


ヨツスジヒメシンクイです。
「四条の筋模様の小さな芯食い」これで翅の模様の特徴と
幼虫時代の食べ物がわかります。


012.JPG


美しいクワヒメハマキ・・・
この辺りで養蚕が盛んだった頃には、クワに付く害虫とされていたでしょう。


013クワヒメハマキ.JPG


模様には木に付いた地衣類っぽいデザインの部分まであるようです。
瀟洒(しょうしゃ)なきめ細やかな模様。


014.JPG


体長10mm位でしたから、1mmに満たない複眼の模様。
こちらの目が点になってしまうくらいの、見事なデザインでした。

Comments [2]

No.1

おはようございます、いつも有難うございます。
さて・・・ヒメシャクの仲間でしょうか。の蛾はウスバミスジエダシャクに似ていますが??、大きかったですか。
皆が敬遠する蛾に果敢に挑戦されておられて、とても刺激されました。
勉強になります。

いつもお世話になります。3-4cmくらいでした。ウスバミスジエダシャクは以前てんとう虫さんも撮されていましたね。

http://pub.ne.jp/wasi7/?entry_id=3727111

こんな種にいつか巡り会わないかと、今日も谷戸を一回りしてきました。蛾も季節感が感じられますね。クビワウスグロホソバと思われるものを見付けたのですが、目の覚めるようなブルーが美しかったです。蛾の世界はてんとう虫さんのサイトに触発されたんですよ。

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