今年最後のコラムにお付き合いいただき、ありがとうございます。近所のウラギンシジミを紹介しましょう。つきあい始めは12月15日です。一頭見付けると、観察眼が「記憶」の棚に収まるのか、次々に見つかるもので現在11頭を、ときどき見守っています。
Nikon D300 & Pentax K5 + EL-NIKKOR 50mm 1:2.8
今年最後のコラムにお付き合いいただき、ありがとうございます。近所のウラギンシジミを紹介しましょう。つきあい始めは12月15日です。一頭見付けると、観察眼が「記憶」の棚に収まるのか、次々に見つかるもので現在11頭を、ときどき見守っています。
Nikon D300 & Pentax K5 + EL-NIKKOR 50mm 1:2.8
最近の空や足下の生き物を伝えよう。生き物の観察は春から夏が「面白い」というのは事実でしょう。しかし、今年の冬は多彩な生き物の活動に感心しきりです。生き物のサイクルは、たとえ冬といえども「途切れない・・・」というのは知っているのに、実際に観察してみると、これが実に面白いのです。やはり本物の自然は教科書より面白いです。
Pentax Q + CANON TV LENS PHF 3.5mm 1:1.6 etc
24日の晩、武蔵豊岡教会の「クリスマスイブ・キャンドルライトサービス」に参加してきました。1889年に創立の協会が、この地に教会堂を建てたのは、1923年(大正12年)ですので今年で88年となる建物です。クリスマスイブの夜はここで過ごすことが多くなりました。大正の建物を見つめ、古くお茶や絹製品の輸出関係の外国人、ジョンソン基地のアメリカの将兵なども行き交っていた姿が思い浮かびました。
Pentax K5 & Q
フユシャクという蛾の仲間の♀はどれも面白い。蛾の観察をしていて、素人ながらこの♀を見付けたら、何かワンステージ上がったような、ちょっと気分が高揚するものだ。生活史が面白いだけでなく、未だ進化の「途上」を感じるし、なにより見つけにくいので発見の喜びは学問抜きで嬉しいのだ。12月に入ると虫仲間のブログが気になります。フユシャクの狭山丘陵のピークは12月1-2週だった。静かだった冬の雑木林が、彼らの乱舞で見事に輝いた。
Nikon D300 & Pentax K5 & Lumix G2 &Ricoh GRDⅢ
今日は山口まちづくりセンターの公開講座「今、なぜ里山か」を聴講しました。後援者は埼玉大学教育学部の安藤聡彦教授です。その後はふだんあまり歩かない「椿峰緑道」を歩きました。椿峰の開発は丘陵尾根の土を谷地に埋めたので、かつての稜線より低くなった緑道です。見上げる空に巻雲が、気流が早いので何度も書き替えられていました。
Pentax K5 + TAKAHASHI Fc76 & Ricoh GRDⅢ & Nikon D5000
601号目のコラムは天象の神様がくれたような題材です。お昼前に外に出る時間がありました。いつも外では空や太陽、足下を観察します。このタイトル画像はクイックで少し大きめに表示されますので、まずはご確認を。お楽しみはそれからです。
Ricoh GRDⅢ & Pentax Q
12月スタートのコラムは何か特別なものにしたかった。今日から空気も替わり、イメージ通りの雰囲気になるから不思議です。11月の未報告の観察記録もたくさんあるのですが、ここ数日の画像でまとめてみました。森の牧師さん・・・誰のことでしょうね。
Lumix G2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 1:2.8/45 ASPH. + G VARIO 1:4.5-5.6/45-200
11月27日、クロスジフユエダシャク。薄曇りの中で時より日差しが差し込む狭山丘陵
10月、11月、そして12月へと季節が進むにつれ、狭山丘陵の昆虫たちは、姿を隠していきます。
冬の訪れを告げる蛾、フユシャクを11月最後の日曜日、狭山丘陵で数頭見つけました。
昨年の記録を見ると、12月の第1週でした。野鳥を探しに丘陵へと出向いたとき、フユシャクの乱舞に驚いたことを思い出しました。
このペパーミントグリーンの幼虫が、冬支度を始めたのは11月になってからです。近くにある街路樹から、いったん地面に下りて再び壁をあがってきたヒロヘリアオイラガは、壁の凹みに身を埋めて空気抵抗の少ない木枯らし対策をとったようです。ヒロヘリアオイラガの美しい緑も紅葉するのでしょうか・・・
Pentax Q + 01 standard prime
これは波状雲だろう。細長い枕状の雲が何本も重なって見えました。この日は夕方ではなく、朝から素敵なレディー・蛾蛾が待ってくれていました。初めて見る少し小振りのヤママユでした。高い場所から私を見下ろすような登場でした。
Lumix G2
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