クロスケの家は、お茶や蚕の生産業をされていた旧和田家の母屋です。広い屋敷であり敷地には茶工場や蔵などがあります。砂川堀の南の高台で周辺にはお茶畑が残ります。樹液の出るクヌギに集まる昆虫や砂川堀のホタルの生存を探りに探索しました。
Ricoh GRDⅢ & Lumix G2 & Pentax K5
この日の観察集合後まもなく砂川堀に下りました。
途中のクヌギはたっぷりの樹液が出ていてカブトムシやクワガタ、
ヨツボシケシキスイが全身樹液に浸ってうれしそうでした。
(針葉樹の樹液なら閉じこめられて琥珀になってしまいそう。)
ベッコウハゴロモはこんな風に蝋物質から身体が出ていると
サッとジャンプすることが多いです。
20:00 虫は少なかったですが、観察者は一番多かったです。
街灯には虫が集まる・・・それがライトトラップの観察の根拠です。
本物の街灯には小さな蛾とクサカゲロウがいました。
お互いの存在を意識しているのか知らぬのか、真逆の位置でした。
オオゲジとミドリババヤスデ。
ヤスデの脚は一節から2対ずつ、計4本出ています。
ホタルは葉にとまった4個体ほどが、かなり長いインターバルで
明滅していました。写真は撮れず・・・堀を渡ると2頭のアブラコウモリが
飛び交っていました。
なんとか撮すことが出来ました。
3:30 には6-7頭のカブトムシが集まっていました。
近くにはオオシマカラスヨトウも。
さて、調査員たち。
彼らの当日の控え室。私は寝るのがもったいないので、
カメラを持ってぶらぶらしていました。
虫たちの仕草は可愛らしく面白い。
これは「頭隠して尻隠さず」のオオシマカラスヨトウ。
明け方見せていただいたセンサーカメラの成果。
ネズミの仲間が写っていました。
センサーカメラです。実はカメラの様子を調べにいった「ヒト」が
一番多く写っていたそうです。
次回コラムは、いよいよライトトラップとその周辺に集まってきた
夜好きの虫たちが登場します。
Comments [2]
No.1パンさん
初めておおげじ見ました。 さらに、べっこうはごろもの身体がでるときかっこよくきれいでした。すごいと思います。つぎはもっとおおきい大げじみてみたいです
tomaさんから パンさんへの返信
コメントありがとうございます。
虫のデザインは多彩ですね。ベッコウハゴロモは
「リオのカーニバル」なんて言う方もいます。
今年もまもなく夜間調査です。報告を待っていて
くださいね!
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