当麻喜明

16時過ぎの自然散策-8月25日の天象

2011年8月27日 | 当麻喜明 | Comment0

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4時過ぎの低い太陽に幻日が現れました。雲が多く見難かったのですが、幻日の上下に薄く「暈」もできていました。丘陵の右の丘に太陽、左の丘に幻日。久しぶりに見る幻日でした。翌26日の朝焼けも紹介します。

Lumix G2 & GF1 & Ricoh GRDⅢ


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幻日の上下に、たいへん淡く燈色の「暈」が1/4ほど確認できます。
雨上がりの空には様々な雲ができていました。


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ピントは合っていませんがオナガグモが姿を変えているのがわかります。
この細い身体で小昆虫を捕獲するのですが、自らの仲間のクモ類が
最も多く96%に及ぶという報告もあります。

また、このオナガグモが「クモ」を食べていることが世に報告されたのが
1980年代というのですから、まだまだ身近な自然でもわからないことが
多いのですね!

ここに私たちミニ・ファーブルの生き甲斐もあります!

参考 ウィキペディア「オナガグモ」


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ツマジロツマキリアツバも美しいガです。
窓のような模様は腹部下や脚、触角にまでコーディネートされ
落ち着いた雰囲気です。

魔女(ドラキュラ伯爵でもよいのですが)の暮らす、お城のような雰囲気でした。


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こんなに撮したのですが、あまり特徴の感じられないガでした。
いくつかの検索図鑑を確認したのですが、スルーしてしまいました。


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この模様は少し複雑です。
ウンモンクチバかなと思います。


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こんなガを見てみたかったのですが名前が不明です。
くちゃくちゃっとした翅、立体感のある姿勢、このガの色ベースは
「うす茶」でしょうか、「うす黄」でしょうか、この辺の判断も難しいのですが、
色から感じる印象は、毒々しくなく好ましいガでした。


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シロモンノメイガ。


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スケバハゴロモの金属枠のような翅の美しさ・・・


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シロコブゾウムシ。白というのに、やけに黒っぽい身体です。
実はもともとは黒い色をしたゾウムシなのですが、一般に白っぽかったり、
黄褐色をしているものが多いのは、背に付いている色の付いた
鱗片の色なのです。


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幻日が現れていたので、空をときどき注視していたら、かなり上空に
多分・・・マルタンヤンマが飛んでいました。

ここで去年見た「黄昏飛行」は見事でした。
時間が許せばしばらく観察を続けたのですが・・・
昨年のここでの観察を最後に参考で載せておきます。


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翌、26日の朝です。
5時9分、見事な夜明けでした。


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東の空から突き抜けた直進性の高い「赤色」は、反対側の西空を照らしました。


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月齢27の朝の月、格好は夕の三日月の逆になります。


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小手指駅近くに建造中のツインタワー。
もう丘陵尾根の底にある自宅からも、見えるようになりました。

参考  黄昏飛行(1)  黄昏飛行(2)  黄昏飛行(3)

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