2011.8.1 watashiwa cyou dewa arimasen
カメムシ目ハゴロモ科のベッコウハゴロモ、アミガサハゴロモ、スケバハゴロモは、幼虫時代の白い針のような石鹸質の物質に包まれた姿が特異です。別科のアオバハゴロモ科、アオバハゴロモも似た出で立ちです。昨年の幼虫撮影、今年は成虫をしっかり捕らえてみました。
Pentax K5 & Nikon D300 & Olympus E510
ベッコウハゴロモ。
翅(はね)は左右で合計2枚です。
いつもきちんと畳まれています。
上や後ろからじっくり観察。
真横にもとまっています。ずんぐりしています。
これで飛べるのですからたいしたもんです。
「小さい」だけでも飛行効率を高めます。
アミガサハゴロモ。
幼虫時代の白いわたわたのピンバッチを両翼に残しているようです。
スケバハゴロモ。
エッチング加工のような繊細な翅模様。
幼虫が成虫になりつつある枝がありました。
景色の良い一等地、荒幡富士山頂です。
羽化が近いのか、蝋物質を脱ぎ始めているようでした。
まもなくこんな成虫に変身します。
アオバハゴロモ。
こちらもアオバハゴロモ。
ハゴロモ科ではなく、アオバハゴロモ科に分類されています
前の画像の上部のトリミング。右の実は雄弁家のようです。
いったい何を語っているのでしょう。
左の実は聞き上手のようです。
Comments [2]
No.1m.tadaさん
toma先生・・・ということは掲示板で私がレディーと思っていたのは「蛾」でなく、ベッコウハゴロモという昆虫だということ
でしょうか・・・。
スケバハゴロモも見かけます。この透け具合は好みです。
No.2tomaさん
なんとカメムシの仲間です。セミの仲間といっても良いかもしれません。私はシックなアミガサハゴロモに一票です!
スケバハゴロモも綺麗な透け具合ですね!あのデザインでイヤリングなんてお洒落かもしれません。
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