大草原は今回登場します。画像は側道ですが、本道は「オオタカの森」と呼ばれたくぬぎ山を貫き、今年3月に開通しました。1980年代に工事が開始されましたが、オオタカの生息する環境との共存を図るため工事は大幅に遅れていたところです。
Pentax Q7 + Ricoh GRDⅣ
金属の塀を抜けると、そこは大草原でした。いつもの狭山丘陵の風景は
穏やかな丘陵地の谷戸のイメージですから、この景色は新鮮です。
歩くと足下から生き物は湧いてきますが、着地点はほとんど葉の裏です。
大きく姿勢をかがめて撮したイチモンジセセリとアワノメイガですが・・・
精度の良い平面鏡を置けば、シューティングでピントを見られます。
(待てよ・・・鏡とカメラは「職務質問」されたら説明が面倒かな。)
クッキリと線引きされた雑木林と草原。そこにハンターが待機。
昆虫層は豊富なようです。
帰化昆虫ですがブタクサハムシが草苅りをしていました。
これは後でわかった、ブタクサハムシのサナギです。
アカヒメヘリカメムシも「虫食い状態」のように虫食い・・・
あれ?
ここは埼玉県県道126号線。起点が所沢市松郷、終点が狭山市上奥富です。
道路は片側2車線、測道付き。両側と中央分離帯に大木を植え、一部に
マント植物が被いやすくフェンスがあります。数年後、期待通り自然の
「グリーントンネル」は完成できるか見守りたいです。
嬉しい発見!
シロオビトリノフンダマシはお行儀の良い姿勢です。
大草原の近くには、
サッカーも野球もできる大グラウンド施設。自然界にとって、人という
生き物の「歓声」は恐ろしい天敵です。
そのグリーンフェンスとして、周辺には県が買い上げた緑の森トラスト
9号地(堀兼・上赤坂)があります。また市民団体も「おおたかの森」
として。購入・借用した地もあります。
ここの観察路は立体構造です。
観察中、ほんの少しのお湿りがありました。
丘陵とは違ったタイプの観察地ですが、また歩いてみる地になりそうです。
(なにしろ、平地ってボーッと歩くのに適していますから。)
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