せっかくの七夕なので星の話題をと思い、「四つ星」と名にある蛾を紹介します。観察は6月30日でした。雨上がりに彩雲の出た日です。雨になると昆虫が建物に避難してくることがあります。手乗りのルリシジミ。
Ricoh GRDⅢ + Pentax K5
仕事帰り、いつもの谷戸に寄っていきました。
雨で頭を垂れた草原に小型の白い蝶がいました。
びしょびしょの穂に、必死にしがみついているのはスジグロシロチョウ。
木橋に柔らかそうな毛長の蛾。調べてみるとゴマフリドクガでした。
翅にあったのは毒針毛というものだそうです。
蛾が嫌われる理由のひとつは「毒」かもしれませんね!
多分、黒点があるのでフタスジオエダシャクだと思います。
新観察地で見付けました。
滑りそうな水滴いっぱいの葉にクロオビリンガ。
もし「クロオビリンダ」という名前だったら人気者になっていたかもしれない。
リンダリンダリンダーーーリンダリンダリンダ!!
とても小さなジャノメチョウ。
ヒメウラナミジャノメ。
葉の下にシックでお洒落な蛾がいました。
ヨツボシホソバの♂でした。
四つ星なのに星が無い・・・
いました!!♀が!
しかし三つ星までしか数えられない。
真相はこうだとシロシタ教授が教えてくれた。
前翅の重なったところにもう一つ隠れているのじゃよ。
四つ星を見るのは飛んでいるとき。いつもは三つ星。
しかも星があるのは♀だけじゃ。
そうだろう、面白いだろう。
これも狭山丘陵の宝箱行きだな!
Comments [6]
No.1橋壊しモジャモジャ事務所員さん
ヨツボシホソバ♀が羽を開いているところ動画撮影事務所員に録って貰わないとですね!シロシタ教授は、当麻先生や大瀧さんより物知りですね。何者ですか?
tomaさんから 橋壊しモジャモジャ事務所員さんへの返信
その通り、速く休暇が一致するといいですね!モジャさんは暑さには強いですか?麦わら帽子は持っていますか?
No.3シロシタ教授さん
上から見て真ん中の黒点が、身体の中心線に一致しとるじゃろう。凄い進化をしたと思わないかい。モジャ君は前を見たままで背中の真ん中に黒点を書けるかな?
どんな進化があったのだろう・・・面白いじゃろう!
ootakiさんから シロシタ教授さんへの返信
教授の黒いガウンの白の横線も、なかなかですね。
「四つ星」と言えば、ヨツボシトンボを見たことがあります。昨年の5月の連休、昭和記念公園でした。今年は狭山丘陵で見てみたいです。
http://toma.ootaki.info/dragonfly/2010/2010-0502-ootaki/
No.5ちくわさん
ヨツボシホソバ♀の飛んでいる所を僕も見てみたい!
頑張れ、動画撮影事務所員!!
当麻先生もシロシタ教授が説明しやすい、
ミツボシしか見えない、いい写真が撮れましたね。
まさか羽に最後の星がかくれているなんて・・・
tomaさんから ちくわさんへの返信
はじめは調べるまで、♂と♀が別の種類の蛾だと思っていました。下の翅の4つ目の黒点が、銀色や金色だったら面白いでキョロ。動画で撮して一コマ一コマ再生できたら良い資料になりますね!
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