当麻喜明

私の一日3/3-ホタルの飛行観察

2015年7月25日 | 当麻喜明 | Comment0

301.jpg 2015.7.11 hotaru to hito

19日の私は、早朝観察のあと朝食。菩提樹田んぼの除草作業のあと昼食。そして別の場所の変形菌を調べて、後にホタルの観察会・・・ではなかったのに気が付きました!

Pentax K-3 & Ricoh GRDⅣ & Olympus OM-D E-M5


302.jpg

19日の夕方はに雨になり、バイクの私は濡れ鼠になったのです。
ホタルを見たのは11日と15日でした!


303.jpg

304.jpg

天体写真を撮影していると、蛍が乱舞する空に、銀河が横たわる
そんな写真を撮してみたいと思います。実際に新潟県柏崎市の
広田鉱泉で、そんな光景は見ています。


305.JPG

306.JPG

作業中の田んぼで蛍を見ていると、乱舞には届かず、空に星は
まばらです。だからこそ、一頭のホタルの行動に興味がいった
のかもしれません。


307.JPG

308.jpg

スーッと飛んだときは、破線になり暗く線になって見えます。
ゆっくり飛ぶと、連続した線になり明るく写ります。


309.JPG

310.jpg

水面に近づいたり離れたりして飛んでいます。一瞬水面の近くで
ホバリング!水に写った自分の姿を、観察しているような仕草を
していました。


311.JPG

312.jpg

だんだん高度を下げて、ついに着水してしまいました。その後、
垂直上昇、しばらく留まってから飛行を続け直しています。


313.JPG

314.jpg

この飛行なら、もっと面白いですよ!


315.jpg

クリックで拡大。スクロールして見てください。3回着水し、さらに
水面に数センチの所まで降りてきて、着水しないで飛行を続けた
ポイントもありました。


316.jpg

最後は何もなかったかのように「そそくさと」ジャンプして、
向う岸に行ったようです。


317.JPG

318.jpg

ホタルが乱舞するところでは、こういった一個体の飛行など気が
付かないかもしれません。私は興味を持ち、蛍の鏡に対する行動
について研究実績のある方にメールを出しました。

光っているときのホタルは、「鏡に着地はしない」んだそうです。
この方は、私の記録を見てビックリされました。
実に飛行曲線を残して観察してみると面白いことがわかりますね。
最後の2枚の飛行写真は、何を教えてくれているかわかりますか?

ホタルは水面どころか、水中に少し沈んでから、またいつもの
飛行を続けています。不思議は身近にいっぱいですね!
学者だって気が付いていないことなんて、山ほどあるんです。
私は、毎日そんな不思議を見付けています。


コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ