19日の私は、早朝観察のあと朝食。菩提樹田んぼの除草作業のあと昼食。そして別の場所の変形菌を調べて、後にホタルの観察会・・・ではなかったのに気が付きました!
Pentax K-3 & Ricoh GRDⅣ & Olympus OM-D E-M5
19日の夕方はに雨になり、バイクの私は濡れ鼠になったのです。
ホタルを見たのは11日と15日でした!
天体写真を撮影していると、蛍が乱舞する空に、銀河が横たわる
そんな写真を撮してみたいと思います。実際に新潟県柏崎市の
広田鉱泉で、そんな光景は見ています。
作業中の田んぼで蛍を見ていると、乱舞には届かず、空に星は
まばらです。だからこそ、一頭のホタルの行動に興味がいった
のかもしれません。
スーッと飛んだときは、破線になり暗く線になって見えます。
ゆっくり飛ぶと、連続した線になり明るく写ります。
水面に近づいたり離れたりして飛んでいます。一瞬水面の近くで
ホバリング!水に写った自分の姿を、観察しているような仕草を
していました。
だんだん高度を下げて、ついに着水してしまいました。その後、
垂直上昇、しばらく留まってから飛行を続け直しています。
この飛行なら、もっと面白いですよ!
クリックで拡大。スクロールして見てください。3回着水し、さらに
水面に数センチの所まで降りてきて、着水しないで飛行を続けた
ポイントもありました。
最後は何もなかったかのように「そそくさと」ジャンプして、
向う岸に行ったようです。
ホタルが乱舞するところでは、こういった一個体の飛行など気が
付かないかもしれません。私は興味を持ち、蛍の鏡に対する行動
について研究実績のある方にメールを出しました。
光っているときのホタルは、「鏡に着地はしない」んだそうです。
この方は、私の記録を見てビックリされました。
実に飛行曲線を残して観察してみると面白いことがわかりますね。
最後の2枚の飛行写真は、何を教えてくれているかわかりますか?
ホタルは水面どころか、水中に少し沈んでから、またいつもの
飛行を続けています。不思議は身近にいっぱいですね!
学者だって気が付いていないことなんて、山ほどあるんです。
私は、毎日そんな不思議を見付けています。
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