当麻喜明

空は大きな実験室-二重の虹

2013年7月13日 | 当麻喜明 | Comment[4]

001.JPG 2013.7.11 hazukasigatta taiyou

空を見ることが、やっと楽になった気がします。以前の呆然と・・・から、何かわくわくした気持ちで見られるようになりました。空を見上げる時間を多くするだけで、大気光学現象に遭遇するチャンスはぐっと増すことになります。

Pentax Q7 + 02STANDARD ZOOM etc


002.JPG

003.JPG

スポットライトのような光状の延びた夕景と、ちぎれ雲の浮かぶ朝。


004.JPG

6月22日、夕立の後ずっと待って見た控えめな虹。


005.JPG

7月7日の虹は凄かった!これは16時22分の積乱雲。


006.JPG

17時には暗雲が、明るい積乱雲を隠し始めました。
ここも、もう一つの積乱雲の雲の下だったのです。


007.JPG

17時09分。出かける用事があり、外にいたのが幸運でした。
激しい雨の後、陽が差してしばらくしたら二重の虹が。


008.JPG

はっきり見えた二重の主虹と副虹。それにもう一つの虹も観察されました。
余剰虹とか過剰虹とよばれる、主虹に僅か下に重なったもう一つの虹です。


009.JPG

主虹が明るく見え、バンドが太く感じたら色の配置を観察すると面白い。
主虹の「青」に過剰虹の一番上の「赤」が重なって「紫」に見えます。
さらにその下に黄色や緑が見えています。


010.JPG

011.JPG

012.JPG

移動の途中、車の中から撮した虹。これはちょうど小手指ヶ原のあたり。


013.JPG

さらに途中の真っ白い雲。Pentax Q7 の彩度を上げて撮してみました。


014.JPG

015.JPG

こんな現象も面白いです。私も初めて見た現象です。
上の飛行機雲が少し変ではありませんか。


016.JPG

飛行機雲が飛行機に先行しているように見えました。じつは飛行機の影が
後の雲に落ちていたのです。これもブロッケン現象と言うのでしょう。


017.JPG

二重の虹でなくとも大気光学現象が見られただけで幸せな気分になります。
この7月2日の暈の一部も、太陽が雲に隠れた瞬間だけ見えました。
この観察には「暇」とタイミングが必要なのですね!


Comments [4]

No.1

虹は何回見てもキレイです。

最近は短い夕立がよくあるのでやんだ後は、空を見上げます。

キレイな虹はホントに癒されます・・・

No.2

お久しぶりです。
最近、フクロウ事務所員さんやテラピ、右の方さんや左の方さんに会いました。久しぶりの彼らは虹のように清々しかったです。
今週は忙しさのピークですが、来週からはゆったりした日も
多くなります。

今週も夏らしい日々ですが、夕立の後は私も虹探しをしています。

No.3

今日のお昼頃、ちょうど頭の上の太陽に虹の輪が!
雨の後の虹とはまた違った明るい虹色がとっても綺麗でした。

No.4

残念!その時間は書類ばかり見ていました。現象は暈か
環天頂アークか、それとも別の現象だったかも知れません。

「見上げる」だけで面白い事象を観察できます。
下ばかり見て暮らしているのは、もったいないですね!

コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ