当麻喜明

梅雨明け間近の丘陵散策-コフキゾウムシ登場

2010年7月19日 | 当麻喜明 | Comment0

 誰の食べ残し?@2010.7.17 

パンを食べながらの早朝観察ですが・・・、既に私より早く、テーブルを使って食事を済ませた生き物がいました。私はパンのみみも好きですが、この生き物は、カブトムシの柔らかい腹部を食べて、角や上翅は残しています。ここの残痕は時々脚が動いていることもあります。思わせぶりな夏の雲が現れたり消えたりする一日でした。

LUMIX G2 + TAMRON SP90mm MACRO & Sony DSC-H10


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オオシオカラトンボの産卵行動です。

光量があれば撮影も楽でしたが、マニュアルフォーカスの TAMRON SP 90mm MACRO と
G2の相性がまずまず良くて助かりました。

後群レンズが大きな旧レンズは、フィルム用のレンズコーティングもあって、ミラーボックス内で
光が暴れることがありました。

Pentax K7 とは撮影条件によってはコントラストが低下します。


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目の前のシオカラトンボの連結個体も、まだ体温が低いのかじっとしていて
良く観察できました。


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キイトトンボのハート型の連結は清々しいです。


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シオカラトンボのオス同士が、止まり木争いです。


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こちらは止まり木争いではなく、仲の良い「マルコガネ」です。


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コフキゾウムシも入道雲のような膨らみの身体を重ねています。


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アオイトトンボは羽化直後で、まだ飛行準備中でした。

ヤゴ殻を見ると気管のついた尻尾が、他のイトトンボとの区別になりそうです。


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新しい殻なので、腹部の節の位置が、きれいに残っています。


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ショウジョウトンボのメスのようです。オスは見事なくらいの全身「赤」です。
アカトンボ属ではなく、「赤とんぼの見分け方」などの資料に載らないので
メスの同定は意外に難しいです。


konosime-osu.JPG


コノシメトンボのオスです。


natuakane.JPG


多分・・・アキアカネです。


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胸の側縫線がナツアカネとの識別ポイントです。

太いまま絶ち切れていれば「ナツ」、細くなっていれば「アキ」なのですが・・・
難しい判断をしてアキアカネとしました。

梅雨明け宣言も難しい決断なのでしょう・・・
この観察の翌日「明けましておめでとうございます。」と
嵐山の友人から便りが入りました。

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