今日は久しぶりの大瀧さんとの自然観察です。狭山丘陵を点状に4カ所観察しました。テーマ別にいくつかのコラムが書けそうです。私が間に合わなかったギンヤンマの産卵や残っていたオオムラサキ、ジャコウアゲハ幼虫や優曇華の花なども確認できました。
さて・・・この画像は何でしょう?
Nikon D300 + SIGMA 150mm 1:2.8 APO MACRO DG HSM & Lumix G2
ロールシャッハテストのようですが、この表情豊かな顔の中に
3つの顔を想像できます。
コアラのような顔、エゴヒゲナガゾウムシのメスのような顔。
最後に小さいですがココア色のチップとデールです。
(チップかな?)
アカボシゴマダラの幼虫でした。
細い枝の下から面白い顔が見えたので、名前がわかった後、
「アカボシゴマダラ幼虫の顔」で検索してみたら「野の虫さん」の
コラムがトップでした。
セスジスズメがこんなところをパトロール。
体温を上げたかったのか、散策好きなのか。
実はこの日の朝、我が家を出るときセスジスズメの成虫を見ました。
ずっと滞在していて、夕方の買い物のときも、とまっていました。
デルタ翼のカッコイイ飛行機のようだといわれますが、
乗るのはちょっと怖いです。
朝、見たとき撮したのがこの画像。
不時着スタイルでしたから。
今日は美しい「レディー・蛾蛾」も見ました。
ウスオエダシャクです。
灰色地に三列の金の帯、後翅の黒点が鮮やかです。
この黒点は薄いものが多く、本個体はとびきりの美人でした。
コスズメの幼虫が、モソモソ前進してきました。
猪突猛進のコスズメの前進を妨げる一本の細い葉がありました。
アンテナのような尾角は立てたままです。
さあ、この続きはどうなるのでしょう?
↓
↓
自動開閉システムが作動し、スムーズに通過出来ました。
コスズメやセスジスズメの幼虫の尾角はだいたい何時も立てられています。
それを前後に振って前進する様は、まさに散策を楽しんでいるようです。
アゲハの臭角とは目的が違うようです。
若い枝に付いたので、とても目立つミスマッチ。
しかし説得しても無理のようです。
まもなく蛹になるシャクガの幼虫でした。
これは先週、てんとう虫さんに案内してもらった擬態幼虫です。
何処にいるかわかりますか?
名前はオオアヤシャク。
5日たった今回も、ほぼ同じところで動きません。
セスジスズメの幼虫のように「健康とボケ防止には」歩くのが、
一番いいのになあ・・・
Comments [2]
No.1動画撮影事務所員さん
オオアヤシャク、真ん中で垂直に立っているのがそうですか?
動物同士ならごまかせますが当麻先生の目はそこにピントが
合うんですね!!
その例が前に見たオツネントンボ。その時も当麻先生に擬態は
通じませんでしたからね!
No.2tomaさん
正解です!
自然に詳しいてんとう虫さんがそばにいて教えてもらえなかったら、わからなかったと思います。しかし観察眼は場数で誰にでも身に付くものですから、動画撮影事務所員さんが大きくなったら、きっと本物のファーブルのようになっているでしょう。
9月になったら、また丘陵を歩きましょう!
参考 http://pub.ne.jp/wasi7/
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