画像はモモスズメガです。最初は落語の「枕」話です。スズメガの前翅は、えぐれたようにシャープですが、ずんぐりした身体は重そうで器用に飛べそうだとは思われません。しかし見かけだけで判断してはいけないのは、人も昆虫も同じです。
Lumix G2 + Ricoh GRDⅢ
12日に撮影しました。トイレの床には、斜めに着地していました。
小惑星探査機「はやぶさ」が、一回目にイトカワに着陸したときの姿勢が
こんな様子でした。
翌日観察したら、天井に近いところにとまっていました。
幅の狭い翅ですが、上手にテイクオフしたようです。
ヒルガオトリバには、あっけなく再会できました。
自宅近くのスーパーマーケット横の草原にいたのです。
斜め後ろから。
正面から。
たたまれた軸に、羽毛の生えたような翅があるとしても、
これで飛行できるとは、簡単には信じられません。
顔はこんな感じです。
細すぎる翅の下の方を拡大してみました。
といっても、飛べる仕組みまでは探れません。
この姿勢をとったら・・・
前回と同じように飛んで行ってしまいました。
こんな草地のなかで見失い、また会うことは出来ませんでした。
さて、翌日(13日)夕方、菩提樹池周辺を歩いていたら、トリバガに会いました。
トリバガ発見のプログラムが、私の頭の中に出来上がったようです!
ヒルガオトリバとは異質のデザインで、見付けた場所の環境も違います。
やはり似たトリバガを見付けられていたてんとう虫さんのサイト画像を
見比べながら同定を始めました。
日本産トリバ蛾16種の中から、一番似ていたのがヨモギトリバガでした。
検索してみて、この種のガの画像がたいへん少ないことに気づきました、
この画像はクリックすると、 1024 × 768 でご覧頂けます。
さらに拡大してみました。
前翅の切れ込み付近の黒点と、さらに胸部に向かってもう一点。
前翅翼端に小さな黒点が3個。
これらからヨモギトリバではないかと、推定しました。
この画像もクリックすると、 1024 × 768 でご覧頂けます。
出会ったのはこんな感じの所でした。1.5cm ほどの ローマ字「 T 」のトリバガ。
私とイニシャルが同じなので 不思議な縁を感じる2日間でした。
コメントする