数日前から毎日観察しているエゴヒゲナガゾウムシです。8月8日は「ひげの日」なんだそうです。「八」がひげに似ていて、8月8日で八八、これをパパと当て字します。ならば・・・やはりここは、エゴ「ひげ」ナガゾウムシでしょう。
Lumix G2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 1:2.8/45 ASPH.
エゴノキの葉や実の上に、こんな感じで見つかります。6-7mm 位です。
こちらがオスです。
そしてメス。
メスは観察中、休むことが無いように見えました。
一生懸命、エゴの実に穴を開けています。
実から出た果肉には関心が無いようでした。
多分、渋いのでしょうね。
オスはその間、何をしているのでしょう・・・
見学しているようでした。
穴がちょうどいい大きさになると、メスは「どっこいしょ!」と
お尻をつっこみます。
産卵を始めました。
本当に働き者の、メスのエゴヒゲナガゾウムシです。
既に産卵用の穴が開いたエゴの実。
穴は、扇型に開いています。
こんな未使用(?)の実があるので、産卵場所には事欠きません。
生まれてくる新しいエゴヒゲナガゾウムシの本当のお母さんは・・・
この包容力のある「エゴノキ」かもしれません。
フサヤガの幼虫らしきものも、このエゴノキで・・・
アワフキかウンカの仲間も、このエゴノキで・・・
スケバハゴロモも、このエゴノキで新しい命のサイクルを
つくろうとしています。
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