当麻喜明

再びエゴの実のご常連-エゴヒゲナガゾウムシ

2011年8月 8日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2011.8.8 kyou wa higeno hi

数日前から毎日観察しているエゴヒゲナガゾウムシです。8月8日は「ひげの日」なんだそうです。「八」がひげに似ていて、8月8日で八八、これをパパと当て字します。ならば・・・やはりここは、エゴ「ひげ」ナガゾウムシでしょう。

Lumix G2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 1:2.8/45 ASPH.


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エゴノキの葉や実の上に、こんな感じで見つかります。6-7mm 位です。


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こちらがオスです。


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そしてメス。


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メスは観察中、休むことが無いように見えました。
一生懸命、エゴの実に穴を開けています。


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実から出た果肉には関心が無いようでした。
多分、渋いのでしょうね。


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オスはその間、何をしているのでしょう・・・


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見学しているようでした。


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穴がちょうどいい大きさになると、メスは「どっこいしょ!」と
お尻をつっこみます。


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産卵を始めました。


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本当に働き者の、メスのエゴヒゲナガゾウムシです。


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既に産卵用の穴が開いたエゴの実。
穴は、扇型に開いています。


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こんな未使用(?)の実があるので、産卵場所には事欠きません。
生まれてくる新しいエゴヒゲナガゾウムシの本当のお母さんは・・・
この包容力のある「エゴノキ」かもしれません。


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フサヤガの幼虫らしきものも、このエゴノキで・・・


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アワフキかウンカの仲間も、このエゴノキで・・・


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スケバハゴロモも、このエゴノキで新しい命のサイクルを
つくろうとしています。

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