観察地を少し歩いたら、たくさんのムラサキシジミがいました。年間の発生サイクルが多く、冬まで見かけることの多いチョウです。昨年、集団越冬している場所を見付けていたので付近を久しぶりに歩いたら・・・沢山の元気な個体に会えました。
Nikon D300 & Lumix G2
こんな風に産卵していたのですね。年3-4回発生するそうです。
このチョウは真冬でも、集団越冬地が見つかると観察することができます。
付近にはダイミョウセセリも。
そしてトイレにはこんな蛾が・・・
綺麗なんだけど誰だろう。
さて、ここで隠れん坊をしている蛾がわかるでしょうか。
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翅の模様が景色に同化して発見しづらいですね!
ウンモンクチバだと思います。クチバは「朽ち葉」ですから似合う場所です。
隠れん坊発見器で拡大してみました。
これも同じ仲間でしょう。
さて難問です。
ここにいる蛾がわかるでしょうか。
ヨモギエダシャクと思われます。
この蛾に限らず、とまり方まで計算されているようで流石(さすが)です。
私は以前、古いプジョー205CTIに乗っていましたが、オレンジに黒ラインの
コンバーチブルだったので良く目立ち、すぐに発見されていました。
高速走行中の対向車線から、手を振られたことはしばしばでした。
これは別の隠れ方を選んだイチモンジカメノコハムシです。
見向きもされない「鳥の糞」に擬態です。擬態といっても「糞」の素材は
自分の糞なのですから、かなり根性の座った生き方です。
ホソバシャチホコの幼虫が見つかりました。
てんとう虫さんのサイトで、わりと地味な成虫が見られます。
ツマキリウスキエダシャクだと思います。
ツマキリとは「端切り」のことで前翅の翼端が切られたデザインです。
このミカドガガンボにはビックリしました。
重そうな新種のトンボかと思わせる大きな個体でした。
かなり変わった姿態にギョギョっとしました。
芝の害虫に数えられるシバツトガだとわかりました。
幼虫が芝を食す、手強い害虫らしいですが、日高や嵐山の芝のグラウンドを
食べ尽くし、やがてそこが元の植生に戻されたら・・・
秘かに拍手を送りたい相手ですね!
刈られたり枯れた芝の中にいたら、ちょっと発見は難しいでしょう。
シバツトガも「隠れん坊上手」のリストに加えましょう。
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