冬の昆虫観察なんて去年までは考えていなかった。狭山湖の定点で、じっとカンムリカイツブリやタカの飛翔を観察していました。視界が広く富士山を眺めてのコーヒーブレイクは至福のひとときでした。この冬は何度も雑木林に観察の足を伸ばしています。丘陵西部は深く思慮深く、まだまだ知らなかった自然の「かたち」を教えてくれます。
SIGMA DG 120-400 1:4.5-5.6 APO HSM + Nikon D5000
SMC PENTAX-FA 1:2.8 100mm MACRO + PENTAX K5
日だまりで翅を閉じるとこんな具合です。よくまあ見事に
枯れ葉に紛れる技を見付けたものです。
内側の見事な金属光沢の瑠璃、リバーシブルのジャケットを着ているようです。
色で言ったら、こちらも見事な瑠璃色です。
カワセミのような有名モデルにはなっていませんが、意外と神出鬼没なルリビタキ。
童話の「青い鳥」は何をモデルにしたのでしょう。
どうも自慢の背中ばかりこちらに向ける性格のようです。
コゲラで二題。(上のような姿勢も可愛いでしょう。)
この時季、コゲラやシジュウカラを軸として鳥たちが集団をつくっています。
食べ物の発見や、危険察知に有利だとされています。
ムクドリの中にコムクドリとか、同一種もよく見ると発見があります。
シジュウカラで三部作。
我が家のえさ台にも沢山来ますが、本当はこんな所で探す餌が美味しいのでしょう。
ヤマガラも愛嬌のある鳥です。
枯れ葉とよく似た色合いです。
さて、タイトルのムラサキシジミの集団越冬です。
小さな葉に、最大の数が乗れるように工夫した姿勢で越冬です。
雨の日や強風の吹く日・・・この冬のドラマはこの子らに
どんな試練を与えるのでしょう。
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