当麻喜明

古くて新しい機材 2 -LS-12D

2016年3月 6日 | 当麻喜明 | Comment[2]

001.JPG 2016.3.6 imomushi gorogoro

いよいよ仕上がってきました。私の基準なら、既に完成の域の天体画像を写しだしてくれます。光軸調整出来ないブラックボックスのように作られた、最新の屈折鏡に比べると、手がかかるけれど愛着の湧く鏡筒です。

JSO LS-12D + D700 & D5000 & Pentax MX-1


002.JPG

今、架台にJSO NSC-22が乗っているので、休憩しているLS-12D。
その他の鏡筒の、機種がわかったら天文通ですね!


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003a.JPG

視界四隅においた(比較明合成)ベガ。APSと35mmフルサイズの
画像です。


004arubireo.jpg

アルビレオ。この二重星の美しさは僅かにピントを外すとか、
拡散系のフィルターで滲ませるといいですね。
(この画像サイズだと分離できないなあ・・・)


005Cyg.jpg

006Cyg2.jpg

はくちょう座γ星。北十字の交差する中心の星です。最近お気に
入りの場所です。右下の散開星団M29など、もう少しイメージが
大きかったら「すばる」くらい有名になったでしょう。


007Cyg4.jpg

同じエリアを、もう少し視界を拡げて。


008Cyg7.jpg

この場所を3月2日4:58に横切った人工衛星。機体不明。


009M13a.jpg

010M13aa.jpg

2日のM13。


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012.jpg

1日、月は火星の上(北)にありました。


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2日、さそり座の頭部を通過していきます。我が家では北東から
南西にかけては開けています。


015.JPG

北海道「案内人の観星望記2」様のLS-12D資料。手持ちの当時の
リーフレット。そして今回使用してみて学んだ経験。ひとつ増えた
愛機、LS-12D。アイベルさんありがとう!

Comments [2]

No.1

こんにちは。
QHY5P-2Cの検索で辿り着き、更にJSOでビックリです。
最近このQHY5P-2Cを購入し、惑星を撮ろうと悪戦苦闘していまして、ネットでヒントを探していました。
私が使っている鏡筒は、JSOのPN-18とスペース10です。
当時でもマニアックな鏡筒でしたね。
シュミットカメラやライトシュミットは有名でしたが。
シュミットカメラは、技術が必要なので手が出ませんでしたがライトシュミットは凄く欲しい鏡筒でした。
今でも、ヤフオクを眺めて探しています。
JSOは良いですよね〜無くなってしまったのが惜しいです。
すいません、長々と関係無いことばかりで....。
これからも参考にさせて頂きますので、よろしくお願いします。

私もずいぶん検討し、QHY5P-Ⅱを選びました。ビニングしたり、中央トリミングで撮影したりしています。ToUcamからグレードアップの価値は、十分過ぎるほどです。
PN-18は当時使用していました。取説と鏡筒バンドは今もあります。PN-18用のバンドは、ミザールのCX-150に使用しドブソニアンの部品として手元に残りました。薄いブルーのお洒落な望遠鏡ですね。主鏡セル周りのデザインも好きでした。
NSC-22は、ユニトロンテレスコープサービス発注で、マルチコート化し、ファインダー無しで購入しました。これは随分手を加え、私の愛機になっています。
LS-12Dは、憧れの機種でやっと見つけ機材に加わりました。当時の方が、銀塩で使われていたことを偲ぶと、頭が下がる思いです。デジタルなので調整は当時の1/100で済んだと思います。リニア彗星が予想を超え増光したようなので、早速出番です!
りぼんず様、これからもよろしくお願いします。

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