大瀧雅寛

ヒガサ、オツネン、ケーファイブ

2011年5月16日 | 大瀧雅寛 | Comment0

ヒガサ、オツネン、ケーファイブ 水面の草の茎で休むオツネントンボ / 2011年5月15日

落語の三題噺のようなタイトルですが、私の好きなものを楽しむことができた日曜日でした。

今日は天気がよく、狭山丘陵には9時頃到着しました。やや、風があるのが気になります。

水面の縁に降りていくと、一番最初に目にしたトンボは、しっかりと写しておきたい、オツネントンボでした。


ヒガサ、オツネン、ケーファイブ

体全体が茶褐色、翅にある斑紋が重なっていないので、オツネントンボです。眼が青く見えるのは成熟している証です。

腹の先端が()型になっているので、オスのようです。水面から突き出た茎の上につかまり、メスが現れるの待っているのでしょう。

ヒガサ、オツネン、ケーファイブ

羽化したてのアジアイトトンボ。黄金色が体が陽に当たり、美しく光っています。

ヒガサ、オツネン、ケーファイブ

初めて見る面白い昆虫を見つけました。前脚のみが太く、背中の模様はアメンボのようです。やはりカメムシの仲間でしょう。

さて、同定するのは大変だろうと思いましたが、検索すると「前脚 太い カメムシ」で、すぐに見つかりました。

ヒゲナガカメムシでした。名前の由来は、この太い前脚ではなく、長い触角からきているようです。

ヒガサ、オツネン、ケーファイブ

当麻さんとおにぎりを食べている最中、日暈が現れました。

先週ここを訪れたときは、環水平アークを見ることができました。今日は日暈を見ることができました。

ヒガサ、オツネン、ケーファイブ

オツネントンボを、また見つけました。PENTAX K5 + 100mmマクロで撮影している私です。

ヒガサ、オツネン、ケーファイブ

腹の先端がハの字型になっているので、メスのようです。水面から5m程離れた土手の上です。

ヒガサ、オツネン、ケーファイブ

近づいても逃げず、いいモデルになってもらえました。

ヒガサ、オツネン、ケーファイブ

オスが待っている水面には、まだ行きたくなかったのでしょうか。

ヒガサ、オツネン、ケーファイブ

水面に近づいてみると、シオカラトンボがペアになっていました。この後、メスは水面に産卵し、オスはその上を警戒するように飛んでいました。

ヒガサ、オツネン、ケーファイブ

羽化したてのシオカラトンボも見つけました。翅だけでなく顔も、また初ういしい。

ヒガサ、オツネン、ケーファイブ

水面から突き出た枯れ草に、オスのオツネントンボが来ました。メスが近くの土手の上にいることを知っているのでしょうか。

いずれにしても私はお呼びでないことでしょう。

後は、若いふたりにまかせて、退散することにしました。

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