チョウトンボ / 2010年7月22日
葛飾区に出かける用事があり、外環道の終点の松戸で降りると、水元公園の脇を通ります。水元公園を調べたところ、チョウトンボやウチワヤンマなど、狭山丘陵では見かけないトンボがいることがわかり、お昼休みの1時間ちょっと、寄り道してしました。
水元公園は小合溜に沿って造られた、都内で唯一水郷の景観をもった公園です。駐車場もたっぷりあります。あまりに広く、さてどこに行きましょうか。とりあえず、駐車場前のポプラ並木のしたの水路を目指します。
水元公園には、たくさんの池や、小合溜から引いた大小の水路が園内を走っているので、どこでもトンボが見れそうです。
水路に到着すると、トンボを探し始めました。お目当てはチョウトンボなのですが、ふと水面をひらひらと優雅に舞う姿を見つけました。
水路を渡る橋の下に日陰で小川全体を見渡せる位置に、都合のよい留まり草がありました。様子を見ていると、チョウトンボとコシアキトンボが陣取り合戦をしています。橋の脇を降りて近づいて行きます。
夏の強力な日光を美しく反射しています。
コシアキトンボに場所を取られました。
またチョウトンボが場所を取り返しました。実はこの勝負は公正なものではありませんでした。というのも、コシアキトンボを追い払うように、コシアキトンボにレンズを近づける私がいたからです。
ナツアカネは、この1頭だけ見つけました。「測縫線がすぱっと切れているのでナツアカネ。徐々に細くなるのがアキアカネ」と当麻さんから教えてもらいました。
水路の脇の木陰では、釣りをしたり、絵を書いたり、みなさん楽しそうでした。
水路の向こう側の草原にウチワヤンマが留まっています。
コオニヤンマと似た留まり方です。胴体を枝の上端に載せています。
うちわの形がわかります。うちわの裏側にも黄色の模様がありました。
観察したトンボ(多い順):チョウトンボ、 ウチワヤンマ、コシアキトンボ、イトトンボ、シオカラトンボ、ナツアカネ
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