2009年10月4日:安比奈親水公園@埼玉県川越市
安比奈親水公園まつりに初めて行きました。我が家からは自転車で10分もかからないほど、近いところにあります。このまつりは毎年行われているそうですが、今まで知りませんでした。気球が空に浮いていますが、娘は乗りたがらない様子です。
すべて、カメラ:PENTAX K-7、18-200mmの望遠ズームを持ってきました。三脚は使わず、すべて手持ちで撮影しました。
娘とふたり、綿飴や焼きそばを芝生の上で食べながら、遠くの仮設ステージの歌謡ショーを見ていると、すっと、ミヤマアカネが飛んで来ました。よく見ると、芝生の広場の脇には小川があり、たくさんにミヤマアカネがいます。
ミヤマアカネのオスです。胴体は真っ赤です。羽根には赤色の班紋があり、羽根全体にも赤味がかかっています。オスメスの数は同じくらいでした。( シオカラトンボなど、オスが圧倒的に多いトンボも観察したことがありました)
ミヤマアカネのメスです。胴体は茶褐色です。羽根の茶褐色の部分はオスと同じですが、班紋は黄色です。羽根全体にも茶褐色がかかっています。オスメスのどちらも、色の組み合わせが上手なトンボです。私の好きなトンボです。
左側の写真の右下にうっすらと、ギンヤンマが写っています。ピントが合っていません。残念。縄張りを見張るようにこの小川に上を何往復もしていました。娘がいなければ、水面の上にピントを合わせておき、いい写真が撮れそうでした。右側の写真は、ハグロトンボが水草に産卵しています。もっと、たくさん産卵していたのですが、私に驚いて逃げてしまいました。
トンボの撮影に夢中になっている私に、「ここにもトンボがいるよ」と声がかかりました。珍種のマユトンボです。右側の写真は枯れ葉のような蝶です。
午後1時30分から、コスモスのお花摘みをしてよいとのアナウンスが流れました。私も娘と一緒に、コスモス畑に向かいました。とても楽しい企画がたくさんあり、来年もまた、まつりに来る約束をして、公園を後にしました。
まつりの数日後、台風が上陸しました。1週間後の日曜日、また安比奈親水公園に行き、トンボの様子を見てきました。ハグロトンボは姿を消していました。ミヤマアカネは、連結して、私たちのそばを何匹も飛んでいました。今日は、産卵の様子の写真に撮ることができました。胴体が赤いのがオスなのですが、ときおり、オスが胴体の先を水面につけ、産卵しているような場面を何回か見ました。不思議です。(もてないオスなのでしょうか...)
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