大瀧雅寛

岸たんぼ - 楽しそうなたくさんの赤トンボ

2009年9月29日 | 大瀧雅寛 | Comment0

岸たんぼの赤トンボ

今日も、里山民家、岸田んぼに行って来ました。仕事の昼休みでしたので軽くよるつもりが、3時間も長居してしました。

たくさんの赤とんぼが空を行きます。網を持ちトンボを追いかける子どもたちも楽しそうです。

網をカメラに代えた私にとっても、到着したころの曇り空が、秋の心地のよい日差しが差し込む、撮影日和となりました。

2009年9月26日:里山民家、岸たんぼ@東京都武蔵村山市


すべて、カメラ:PENTAX K-7、70-300mmの望遠ズームを持ってきました。三脚は使わず、すべて手持ちで撮影しました。

岸たんぼの赤トンボ

最近わかったことなのですが、赤とんぼの全てが赤い訳ではありません。「ナツアカネ」は赤くなるのですが、「アキアカネ」は赤くなりません。

岸たんぼの赤トンボ

赤い「ナツアカネ」が、稲穂の中を気持ちよく飛んでいきます。

と、格好を付けて書きましたが、実は、何十枚の写真の中で数枚しかない、飛行しているトンボの「貴重」な写真です...

岸たんぼの赤トンボ岸たんぼの赤トンボ

田んぼの脇の沼でトンボを探していると、小さなカエルを見つけました。カエルが何か面白いことをしてくれないかなと、カメラを構えていると、私の所へ子どもたちがやってきました。

子どもたちの質問に「トンボの写真を撮っているんだよ」と、首に掛けたカメラを見せました。

岸たんぼの赤トンボ

赤くならない「アキアカネ」のクローズアップです。私は、クローズアップよりも背景を写し込んだ撮影がお気に入りです。

トンボが季節により、変わっていくことを今まで知りませんでした。トンボと同じく、背景に映り込んでいる景色もまた、季節の移り変わりを感じさせます。

岸たんぼの赤トンボ岸たんぼの赤トンボ

子どもたちは、また、他の場所へと行ってしまいました。沼の端にいたこのカエルは、子どもたちに見つからずにほっとしていたようでした。

岸たんぼの赤トンボ

多くの赤とんぼを飛び交う岸たんぼの中を、何回も行ったり来たりしていると、稲穂の中にきれいな羽根を見付けました。

岸たんぼの赤トンボ

羽根の一部に茶褐色の帯と黄色のワンポイントがある、「ミヤマアカネ」です。たくさんの赤とんぼの中に1匹だけ見つけました。

胴体に比べて、大きくおしゃれな羽根は、すぐに「ミヤマアカネ」とわかりました。私にはこの羽根が、おしゃれな眼鏡のように思えました。

このトンボは警戒心が強いらしく、殺気を感じたの稲穂の奥へと飛んでいってしまいました。撮った写真もこの2枚だけ、本当のワンチャンスでした。

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