当麻喜明

稲刈りの始まった西久保湿地

2009年10月 4日 | 当麻喜明 | Comment0

狭山丘陵北西の尾根(岸田んぼの北東)さいたま緑の森博物館(西久保湿地)に行って来ました。稲刈りが終わり湿地状になった水田に今度は赤とんぼが尾を打ち付けて産卵していました。人の活動も景観に季節感を与えます。

PENTAX K7(DA 1:4 15mm ED AL etc) + K20D(TAMRON SP500 only)


   

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西の小高いお茶畑の丘から撮影地を望んだところです。南(右)にはいつも水をたたえる池があります。

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夏沢山のミズスマシが遊んでいた水面にその影はありませんでした。
小川と水田の間にはジョロウグモが巣を張り、カマキリの姿もありました。
力を無くした生き物を頂いて、命の連鎖が続いていくのでしょう・・・

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赤くなったコノシメトンボです。ノシメトンボはあまり赤くなりませんが
コノシメトンボの変貌は見事です。
生態と名前の付け方はあまり関連が無いようです。

「コ」と付いても、親子でも小さいだけでも無いわけです。

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赤く変わっていくマユタテアカネです。正面顔の複眼の下には
三角の眉を立てたような模様が一文字に入ります。
「ちょびひげあかね」と言う名前だったら、子供ハンターに随分捕獲されて
しまっていたかもしれません。

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オオアオイトトンボです。いつも同じ場所で見付けます。暗い小川と林の接近している「明るい」ところです。暗い小川に戻るところにはクモの巣が増えてきました。決まった帰り道があるのでしょうか・・・

複眼は動くものを見付ける能力は高いようですが、
じっと動かぬクモの「わな」にかからねば良いと、

ここは一個人としては願います。

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