ギンヤンマは撮るのも、採るのも難しい。その飛行はほれぼれするし太陽が反射する背中の色も独特だ。ギンヤンマがやってくると シオカラトンボはいっせいに威嚇する。フォトグラファーとしては「静かに!!」と言いたいがナチュラリストとしては「これぞ生態系!!」と納得する。
大瀧さんが撤収してから間もなくのこと、ふたたび産卵にやってきた。何とか振ったり構えたりして撮影できた。TAMRON SP 500 F8 も活躍した。静かな水面に姿が映り、それまでの暑さも吹き飛んだ。
さっとオニヤンマがやって来た。大人になって見るオニヤンマも子供の時の同じ感情を引き起こす。
時間が止まったように感じる一瞬だった。
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