当麻喜明

コウモリのお話と観察会

2014年8月31日 | 当麻喜明 | Comment[4]

001.JPG 2014.8.30 korekara hajimaru

埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センター主催の、タイトルの会に参加しました。コウモリの撮影が目的ではなく、勉強会ですからハッとするような画像はありません。観察会の雰囲気が伝われば・・・

Pentax K-5 & Ricoh GRDⅣ


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私たちのサイトのリンクでお馴染みの、てんとう虫さんと
Hirokouさんも御一緒です。


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参加の方は家族ずれも多く、指導の大沢ご夫妻も開催前には
スタンバイされていました。


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大学生のいない構内。今日の参加者は小学生から、私たちまで
幅がひろいです。


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観察はバス停のあるロータリー。昼間と夜の境、薄暮での観察。
コウモリの超音波をひろって、人に聞こえる周波数で音を返せる
「バット・ディテクター」も楽しみだ。


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観察中、今日の月を見てみました。月はこれから東に移動し
土星と火星に接近します。


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月齢4.9。


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気象条件が良く、コウモリは高いところを飛んでいた。
エサになる昆虫が高く上を飛ぶからだ。


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10頭の一般的なコウモリが、一日500の虫を食べ、1年に200日
狩りをしたら、100万匹の虫を食べる計算です。


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バット・ディテクターからの判断で、この日は2種類のコウモリが
確認された。アブラコウモリとヒナコウモリです。


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まとめの会。


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指導の大沢夕志・啓子先生は、コウモリに魅せられ、お二人で
前職を退任し、世界中を廻るコウモリ研究者になられました。

小学生から私たちまで、丁寧に質問に答えていただきました。
これだけ幅のある参加者に、満足させる感想を持たせてくれる
ご夫妻の行動と講演は、ちょっと特筆ものです。


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ここでは紹介できない、スライドショーも巧でした。


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コウモリは、今まで撮影対象ととらえ、知識が多くあったわけ
ではありません。都会でも懸命に住み場所を探し共栄しています。
もし不快昆虫を計算通り消費するなら、私たちにとって有益な
野生動物でしょう。

もし皆さんの家にコウモリが飛び込んできたら、そのお家が
大好きで、快適な居心地の良い場所作りに、協力しに飛んできた
のかも知れませんね!

Comments [4]

No.1

コウモリの顔は大変ユニークですよね。このユニークな顔を
是非実際見たいと思っていますが、チャンスがありません。

近くに鎮守の杜がありますので、夕方飛んでいるのは恐らく
コウモリかと思われます。

コウモリは身体がナイーブで、生きて捕えることが困難だと
聞いていますが、そうなんでしょうか。

No.2

私の家に、たぶん30年以上前ですが家に飛び込んできた
コウモリがいました。白い牙のある歯と濡れた感じの瞳が
印象的でした。そのときもデリケートな動物だと感じました。
いろんな顔のコウモリを、大沢さんが見せてくれました。
ブタ顔のコウモリもいて、嗅覚も優れてるようでした。

夕方、家を風通し良くして、いい香りを出していると、
やって来るかもしれませんよ!

No.3

クイズの答えって何ですか?
ちなみに私は1の50センチメートルだと思います!

答えは「3」です。
2m近いコウモリがいるんだそうで、さながら「空をキツネが
飛んでいる」ように見えるそうです。
コウモリの声を、人の耳に聞こえるようにしたら、
「ペチャクチャ、ペチャクチャ」に聞こえました。

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