ウラギンシジミを見ていると、これが真冬に葉の裏でジッと越冬している同じ種かと疑ってしまう。陽の差している方向に向かって翅を半分開いてくれました。今年やっとトリノフンダマシを見付けることが出来ました。気になっていた小さな草はらと一緒に紹介します。
Pentax K5 + Ricoh GRDⅣ
「草はら」とはこんな所です。
遊水池裏の小さな草はらなので、家が建つことは無いでしょう。
エビイロカメムシとオオトビサシガメ。
前脚が特別太い、変わったカメムシです。アシブト・・・と名が付いた
虫とは違った食草のために、利用する前脚が発達したのでしょう。
他にも2種類のカメムシを見付けました。
翅が鋭角に切り立ち、深い紺色で白い星が散りばめられた、カメムシ顔の
この虫は、ちょっとわからず。
新草はらの後は、いつもの谷戸へ。
足下の獣糞(鳥の糞)に舞い降りたダイミョウセセリ。
さっと飛んできた小さな蛾。地面にはいろんなものが落ちています。
再び飛んでいった後を追うと・・・、フタスジオエダシャクのよう。
シダの葉に、多分ヒメクロオトシブミ。
そして見付けた「草原のちょうちん」。堅い(私の)身体をぐっと曲げて
覗き込むと・・・
キラリと鳥糞!!
オオトリノフンダマシがいました。
さらに歩いていくと、
こっちにも可愛いのがいました。
こちらはトリノフンダマシ。鳥フンにそっくりです。鳥が食べた種子や
他のタンパク源や、尿酸の白い部分にそっくりです。
人が美しいものを見たいと思うのは本能でしょう。「芸術」もそんな風に
発展してきたものです。同時に「不思議なもの」に対する探求心も欲求の
一つです。私は観察していると「不思議なものほど美しい」と、いつも
思います。
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