当麻喜明

ようこそ丘陵へ!-その2

2013年8月12日 | 当麻喜明 | Comment0

201.JPG 2013.8.10 wasedanomorini

前作の観察編です。2部作になります。早稲田大学のバスターミナルに続く歩道は、ケヤキ並木です。そこで見付けたタマムシの半身部。カブトムシやこのような昆虫の残骸は、カラスの仕業が多い。アオバズクも同じような食べ残しを、ペレットにして吐き出します。

Pentax Q & Q7 + 01 Standard Prime


203.JPG

「狭山丘陵いきものふれあいの里」入口のコオニダケ幼体と成体。
いつもこの時期、同じ場所で姿を現してくれます。


204tobiirosuzume.JPG

建物にいたトビイロスズメ。深夜から朝まで位置を変えずにいてくれました。


205sukasikokega.JPG

もう一つの建物に続く歩道脇にいた 7-8mm のスカシコケガ。
涼しい木陰の地面近くで、じっとしていました。


206sirahigehaetori.JPG

建物の壁にはシラヒゲハエトリ。クモがクモを捕食する・・・


207gomafubokutoyu.JPG

数日前からじっとしているゴマフボクトウの♂。
11日早朝には、ずっと大きな♀が産卵中だった。


208kurotumakisyatihoko.JPG

特徴からするとクロツマキシャチホコのようです。
コンクリートで出来た木に、生き物が擬態した小枝。
(これはツマキシャチホコとATSさんから教えていただきました。)


209kotobimonsyatihoko.JPG

210ringoedasyaku.JPG

近くにはコトビモンシャチホコとリンゴエダシャク。


211kofukizoumusi.JPG

コフキゾウムシはクズの葉の上に。


211a.JPG

バス通りの街路樹にも不思議発見!


212.JPG

213mukutumakisyatihoko.JPG

こちらはムクツマキシャチホコのようです。
こんな形態の生き物がいることを知ってしまうと・・・虫探しの泥沼です!
(ムク→タカサゴツマキシャチホコとATSさんから教えていただきました。
これらツマキシャチホコの仲間は今が旬と多く発生しています。写真を
利用した検索図までいただきました。ATSさん ありがとうございました!)


215.JPG

216.JPG

早稲田の森からクロスケの家は、ほんの少しの所です。


217.JPG

ここにある茶工場のガラスに写った、今日の3人。
6個の目で見付けると、移動の途中にも多数の発見があります。


218nihontokage.JPG

219.JPG

ニホントカゲ。尾が青く、黄色い筋模様があるのは幼体の時だけ。
冷血動物の彼らは、35°Cを越える暑さでも、さらに暖まったブロックで
獲物探しの最中でした。


220.JPG

221.JPG

クロスケの家には外国人の見学者がありました。
この建物には、たくさんの日本住宅の仕掛けがあります。
そのあたりは大瀧さんのコラムが参考になります。

コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ