地元の西武園では8月になると花火大会が週末ごとに開かれます。「ホタル」が花火のような虫の筆頭のようですが、これはどうでしょう?昼間見た元気なアミガサハゴロモ幼虫はピョンピョン跳ねて打ち上げ花火のようでした。
Nikon D300 & OLYMPUS E-620
ヒヨドリジョウゴ。
これもスターマインか羽衣をまとった天使のようだ。
こんな花も汗だくの観察に見付けるとホッとする。
ヘクソカズラという名前だとしてもだ。
これは鳥の糞ではない。
糞は葉の裏にはくっついていないはずです。クサカゲロウの幼虫、
くっつけてるのは捕食したアブラムシの殻です。
さて8月始めに見付けたベッコウハゴロモの集団羽化。
ここにベッコウが10頭いるのだけれど・・・成虫が9頭で、
タンポポの綿毛のような幼虫が右の方に写っています。
アオバハゴロモと仲良くしてる。
時々見付ける両者のコラボレーション!
白い綿埃のような物は、幼虫時代身に付けていたカモフラージュの
石鹸質のカバーです。
さて、アミガサハゴロモが面白い。
これが成虫で・・・
これが幼虫。観察会などでは「リオのカーニバル」と称されます。
身を隠すのには役だってもこれでは空気抵抗が心配です。
ジャンプする時じっくり観察したら、跳ねる前に傘を閉じるように
針状の冠を閉じる仕草をしていました。
(最高点までジャンプしたら開いてるのかな?)
夜のアミガサハゴロモは印象が一変します。
照明で先端が光るグラスファイバーの置物のような姿。
ストロボで美しく静かに照らされた冠。
この光景、私にとっては「花火虫」だ。
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