画像は9月14日に新宿の高層ビル街で撮したピンホール写真です。グリーンフラッシュ現象の説明(また私自身の納得)用に実験のため出かけました。見上げるようなビルを5枚でつなげました。
実験で考察通りの「青」を確認できたのでしょうか・・・。
PENTAX istDS & K7 + ピンホールレンズ 50 & 100mm + オート接写リング
これは以前報告した、日の出をピンホールレンズで偶然回析出来た画像です。散乱された「青」系の色が除かれ赤と緑が目立つ「グリーン」系の記録です。この時から高度の高い太陽で同じ回析を試み「青」系の存在を思考錯誤を繰り返し確かめてきました。
わかったことは遠方にスリットを設置するか、極端に小さな穴や
F値を非常に大きくしたピンホールで実験することでした。
ピンホールレンズは工作に限界もあり、私の街には高い高度で
スリットに利用できる環境(建物)がありません。
そこで高層ビル目当てに新宿に出かけました。
屋上に角度のある構造物を持つビルを見付け撮影しました。
当然太陽は時間と共に移動します。好条件の実験ポイントも移動します。
本当に良いポイントが舗道の改修工事をしていて入れず苦笑しました。
さて下の画像が今回の実験結果です。
フィルム換算で焦点距離 250mm ほどのピンホールレンズで
およそ300mほど先のスリット光を回析した画像ということになります。
ほーら、青です!! 予想通り「青」系の確認が出来ました。
頭の中で考えていたことが文献(ブログ表紙の参考図書)や実験で
確認できることが「楽しい」です。
参考図書の著者・武田康男氏のブログ南極の自然(10月25日ブログ)には
こんなグリーンフラッシュなどの自然現象がたびたび記載されています。
自然のルールは面白いです。
「楽しい」「自然のルール」「面白い」、
これらは私たちのブログのキーワードです。
私の職場には誇らしげにこんな写真が飾ってあります。
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