当麻喜明

ピンホールレンズの製作(5)

2009年8月 6日 | 当麻喜明 | Comment0

APS-Cサイズ の撮像素子の PENTAX は、クイックリターンミラーなど銀塩時代のものと比べると当然コンパクトです。ボディーマウントキャップの後ろでミラーの動きを阻害しない程度まで、ピンホールの位置を下げる工夫をしてみました。
シャッター側にあるCMOS位置のマークから推測するに投影距離を10mmダイエット出来たでしょうか・・・

撮像結果はどうでしょう。周辺減光や描写などの変化が楽しみです。


sk%20001.jpg

m%E6%AF%94%E8%BC%83%EF%BC%92.jpg

予想通りの好結果でした。0.4mm位のホールなのでF100くらい、詳しいことは理解していませんが、焦点(投影)距離が短くなると理論F値も少し小さくなるようです。100mm-F250、50mm-F160、25mm-F125、というように。自作ピンホールレンズのスペックが40mmF100、50mmF125ですから、そこそこのものが出来たと言えそうです。

比較してみると、シャープさの加わる50mm、僅かに広角視界でふんわり感がのる40mmといった感があります。なかなかのものですよ!!

コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ