当麻喜明

ピンホールレンズの制作(3)

2009年8月 5日 | 当麻喜明 | Comment0

2号機と同様な製作方法で、今度は注意深く仕上げ、ホールの大きさはテレフォンードのパンチングの1/2位の大きさで、バリも少なく再現性も高く制作出来る様になりました。やっと完成といった感じです。

K7 の設定は「雅」でピンホールレンズのイレギュラーな色合いを、さらに引っ張ってくれることを期待しています。街路樹の緑はこの設定で浮き上がった色合いかなと思います。こんな街で暮らしている・・・これも現実の風景です。


sa002.jpg

幕の内弁当のような画像セットです。ピンホールレンズに画質云々は意味がありませんが、晴れた日の撮影の方が明らかに切れの良さを感じます。
ピンホールレンズは光りが溢れてこぼれてくるような描写をします。

ボディーキャップのPENTAXロゴのNとTの間に開けたドリルの穴の内側に落とし込んでピンホールが貼ってあるので、深い穴がフードを兼ねているかもしれません。周辺減光も感じない不思議なレンズです。焦点距離は50mm(フィルム換算75mm)くらいでしょうか。名前をつけるとしたら・・・

TOMA-PENTAX PA 50mm F250

「しばらくは純正レンズより多用しそうだ。」

これは大瀧さんとも同感するところでした。

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