当麻喜明

ピンホールレンズの製作(2)

2009年8月 5日 | 当麻喜明 | Comment0

画像左上がテレフォンカードのパンチングの穴です。右上が試作2号機のホールです。これでも結構写りましたが、製作工程を換えて左下の3号機を作りました。

これはアルミ缶から作ったベース素材に針を当て、キリのように回転させて穴を開け、耐水ペーパーでバリを落として磨き上げたものです。針は握りの付いた画鋲です。


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上)中) 2009.8.1 PENTAX K7 + 自作ピンホールレンズ 1/10 iso 1600
下) 0.5s iso 1600 
 
大瀧さんと撮影会に行きました。「埼玉県緑の森博物館」という所です。お茶畑と民家ですが、カリッとしたシャープな写真では伝えられない空気とか光りとか、風さえ映し込んでいるレンズの味が感じられませんか。夢で見たような・・・風景とも言えるかもしれません。また雑木林の中の足下のキノコなど、フィルムカメラで利用したピンホールレンズでは、かつて被写体としては選ばないものでした。長い撮影露出と三脚が必要でした。

ピンホールレンズを思い立ったのはPentax K7 のおかげで手振れ補正と
iso 1600-3200 といった感度が実用出来るようになったからです。(撮影ピンホールは自作2号機を試用しています。)

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