当麻喜明

もう一つの PENTAX K

2009年8月 7日 | 当麻喜明 | Comment0

実はたくさんの PENTAX コレクションがあります。オート110から67まで、そして1957年のAPから2009年のK7まで、20台くらいはあるでしょうか。ヒヨコのすり込み現象のように自分のカメラと意識したスタートが PENTAX SPF だったので常に身近に感じるカメラでした。
ユニークで個性的で技術的に語るべきメカを多数内在し、静かに存在している謙虚なところも気に入っています。


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1958年5月製の「K」の特徴はAPから進化し、最高1/1000のシャッターが切れました。シャッターダイヤルは2軸で、多分低速のガバナーの音もジーと素敵なんだろうと想像します。この個体はシャッターが切れないので確かめようがないのですが・・・

57年製の「AP]とそっくりな外観で、しかも1/1000が付いているのに、これを見付けたのはカメラ店のジャンク箱でした。APにも言えることですが、タイムマシンで未来のカメラをのぞきに行った設計者が作ったようなシェイプアップしたカメラ。小型で高性能、それを誇示せず謙虚に存在する「K」。

ネーミングのみKingのKを冠したという。
その後のPENTAXの節目節目に登場する「K」のカメラ。
K10Dでビックリしたのに、さらにK7の登場で私たちのブログにも、
「PENTAX」が追加された、記念すべき頭文字のカメラです。

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