当麻喜明

すばる星のクルマ、トンボのクルマ

2010年2月27日 | 当麻喜明 | Comment0

レトロなクルマです。1950年代後半から70年まで国民車として愛されていた"テントウ虫"スバル360です。ところざわ自動車学校の「カーフェスティバル」で撮しました。この催しはユニークな旧車の展示で有名です。校長自らが歴史的なクルマを多数所有しており、それらを含め年に一回フェスティバルを開催してくれます。


富士重工業 スバル360 1958年製 メッサーシュミット KR200 1959年製


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さて、RR(リヤエンジン・リヤドライブ)なのでこの部分はスペアタイヤの入ったトランクです。カーバッジが見えます。

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プレヤデス星団(M45)、日本名「すばる」の星々がデザインのもとです。星の配置もこのエンブレム通りといって良いでしょう。これ以降も星にちなんだ名前の多いのが、かつての富士重工のクルマの特徴の一つです。

未来的な高級志向のクルマ「アルシオーネ」はプレヤデス星団の中の一番明るい星です。

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2004年の「カーフェスティバル」で撮した「メッサーシュミット KR200」です。2サイクル200ccのエンジンがミッドシップにのり、前輪2輪、後輪1輪の珍しい配置です。私は以前から羽根を拡げたトンボによく似たクルマだなあと思っていました。

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赤いので「赤とんぼ」といったところでしょうか・・・

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「アカガエル」のようにも見えますが。

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こちらは「 シオカラトンボ」の様な青いKR200です。

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今年の2月8日(月)家の近くのお店の駐車場で見かけました。カーフェスティバルではなく、街の風景に収まった「 シオカラトンボ」です。どんな方が乗っておられるのか、とても興味がありました。排気量といいサイズといい現在にもマッチしたクルマだと思います。ハイブリットやEVで復活しても面白そうです。

こんな車に乗って、付近の観察ポイントを廻ってみたいです。

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