何処かの葉の上(実は下)にミズイロオナガシジミがいます。このチョウは6-9月頃羽化する、一化性の夏を告げるシジミチョウの仲間です。共通の生態を持ったこれらの仲間を「ゼヒィルス」と呼びます。
Olympus OM-D EM-5 & Lumix GF1
ミズイロオナガシジミの翅の裏は、墨で一文字を書いたようです。
アカシジミ。色は違いますが一文字のデザインは同じです。
ウラナミアカシジミ。翅裏は複雑な模様・・・
しかもどちらも頭部に見えます。
さて、赤いシジミチョウが続きました。
同じ日、全身が赤いショウジョウトンボにも会いました。
そして燃え上がる炎に似たヒオドシチョウにも・・・
このシジミチョウは少し地味に見えます。
近くにいた専門の方が、ウラゴマダラシジミだと教えてくれました。
それがなければ、翅を開くまで待っていなかったでしょう。
草原上や樹上で縄張りを張ります。空高くは飛び回りませんが、
穏やかな空色を知っていそうな翅模様の進化が不思議です。
建物にはコムラサキ。これは茶色い地肌の目立つタイプです。
少し上で紹介しているヒオドシチョウの翅裏はこんな感じです。
枯れた落ち葉の上では、まず見つからないでしょう。種は違いますが、
多くのシジミチョウの翅の裏と表のコントラストに似ています。
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