フクラスズメだろうか・・・幼虫時代には沢山のイラクサ科の植物を食べている。成虫も大きく立派です。梅雨の中休みのような、初夏の空気の中を散策しました、大変珍しいムカシヤンマの行動も記録できました。
Olympus OM-D E-M5 & Lumix GF1
姿形だけでなく、その食べ跡からも生きものの種類が判ることもあります。
下の画像はコシロモンドクガの幼虫です。
この♀の翅は、完全に退化しているようなので、フユシャクと似ています。
ホソオビヒゲナガ、夜ストロボで撮した翅の色は金色でした。
ヒトツメカギバ、緑の葉の上にいると目立ちます。コントラストが美しい!
ハグルマエダシャク、なかなかピッタリの名前です。
ギンツバメは、名前と共に私の気に入っている蛾です。
柔らかい鉛筆で、さっさっとデッサンした感じです。
ヤマトシリアゲ。これは春発生の個体です。
トゲヒシバッタ。1.5cmほどの大きさで湿地で暮らしています。
天敵はカエルなのですが、見つかると死んだふりをします。
後ろ足を開き、飲み込まれにくくし、胸の横に張ったトゲが、
カエルから逃れる武器になるそうです。
さてムカシヤンマが甲虫を捕まえたかと思ったら、
食卓に選んだのは私の肩でした。
ジョウカイボンのような哀れな甲虫・・・この2枚は偶然お会いした、
「いきふれ」のS氏に撮していただきました。
そっと近くの、ぼっくいに移動してもらいました。
何事もなかったかのように、食事は続く。
さらにムカシヤンマは、思いもよらぬシーンを見せてくれた。
生殖器官や産卵管などが他のトンボと違い、原始的な形態を残しているので、
交尾スタイルも変わったものかと思っていましたが、意外にも普通でした。
梅雨に入って間もなくですが、幸運にも晴れた一日でした。
やはり外遊び(野外観察)は収穫が大きなあと思いました。
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