ミミズクを見た日は、他にも収穫がありました。ジャノメチョウ科の三種を確認できました。しかも「日陰」と名の付く三種をです。名の通り地味な色合いの蝶で、特にクロヒカゲは翅の模様を出すには、少しオーバー気味に撮す必要がありそうでした。
SMC PENTAX-FA 1:2.8 100mm MACRO + Pentax K5 & Ricoh GRDⅢ
ヒカゲチョウにクロヒカゲ。
ヒカゲチョウは木の葉の上に、クロヒカゲは草の葉の上にのっていました。
両者が比較できるように並べました。
この時はまだ気が付かなかったのですが、クロヒカゲの蛇の目の外周部には
「しかけ」がありました。
公園の樹木の保護木にクロヒカゲが休んでいました。
拡大してみると・・・
蛇の目の外周部に不思議な色が現れました。
この蛍光に近い反射光を知っていれば、もっと角度を変えて撮していたでしょう。
フェンスの柵上には、サトキマダラヒカゲ。
こちらはテングチョウです。
科こそ違いますが、シックな出で立ちは「日陰」と名を付けても良いような。
しかし・・・日陰日陰で締めくくるのは、いかにも湿っぽいです。
そこで蒸散して葉の雫となった水滴画像。
ビー玉のような透明な水滴の向こうには水で洗われたような風景が。
水滴は命の揺りかごのように、しっかりくっついていました。
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