当麻喜明

日陰もの三兄弟

2011年6月17日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2011.6.12 oretati hikagemono

ミミズクを見た日は、他にも収穫がありました。ジャノメチョウ科の三種を確認できました。しかも「日陰」と名の付く三種をです。名の通り地味な色合いの蝶で、特にクロヒカゲは翅の模様を出すには、少しオーバー気味に撮す必要がありそうでした。

SMC PENTAX-FA 1:2.8 100mm MACRO + Pentax K5 & Ricoh GRDⅢ


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ヒカゲチョウにクロヒカゲ。
ヒカゲチョウは木の葉の上に、クロヒカゲは草の葉の上にのっていました。


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005クロヒカゲ.JPG


両者が比較できるように並べました。
この時はまだ気が付かなかったのですが、クロヒカゲの蛇の目の外周部には
「しかけ」がありました。


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公園の樹木の保護木にクロヒカゲが休んでいました。


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拡大してみると・・・
蛇の目の外周部に不思議な色が現れました。
この蛍光に近い反射光を知っていれば、もっと角度を変えて撮していたでしょう。


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フェンスの柵上には、サトキマダラヒカゲ。


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こちらはテングチョウです。


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科こそ違いますが、シックな出で立ちは「日陰」と名を付けても良いような。


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しかし・・・日陰日陰で締めくくるのは、いかにも湿っぽいです。
そこで蒸散して葉の雫となった水滴画像。


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ビー玉のような透明な水滴の向こうには水で洗われたような風景が。
水滴は命の揺りかごのように、しっかりくっついていました。

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