キタテハが枯葉の上に目立たないように / 2010年5月9日
狭山丘陵の埼玉県側のみどりの森と西久保湿地で、この1週間で見かけた蝶をまとめました。
どの蝶も蜜を吸っているいるときに、鳥などの天敵に見つからないような工夫をしていることでしょう。
この「キタテハ」の翅の裏は、まるで枯葉のようでした。
西久保湿地に到着すると、一番最初に目についたのがこの「キタテハ」でした。私が近づく前は緑の草の上で休んでいたのですが、カメラを持った私が近づくと、この枯葉の上に移動しました。偶然でしょうか。翅を少し広げたので表の模様が透けて見えました。
黒い翅に白い筋が、上中下の3本見えます。「コミスジ」です。進化の過程で黒い理由は何なのでしょうか。
こちらの蝶も黒い。山つつじに花に集まる「クロアゲハ」です。
ジャノメチョウの1種、「ヒメウラナミジャノメ」です。花に口を指しているのがわかります。翅にたくさんの目があって、にらみつけられているようです。
背中にも目のような模様、天敵である鳥を怖がらせるようです。
「アオスジアゲハ」のブルーもきれいでした。しかし、この美しさは天敵である、人間を近づけてしまうのではないでしょうか。逆効果では...
まだまだ、みどりの森にいたいと思ったのですが、娘と友達と遊ぶ約束があり、家に帰ることにしました。その途中に、見たことのないトンボを見かけました。「コサナエ」です。胴体に1本の黒い筋が目印です。2010年の5種類目のトンボでした。今日は3時の門限に遅れそうです。
Comments [3]
No.1岡本俊英さん
当麻さん いろいろ面白いページですね。私はとくに昆虫が気に入りました。
No.2tomaさん
このブログは大瀧さんと「国際宇宙ステーション」の観測から始めました。最近はトンボや昆虫、丘陵の花たちや工作など多彩になってきています。
大瀧さんとの「合い言葉」は自然観察に集中した後は「仕事がはかどる」です。岡本さんも実践者だと思いますが、狭山丘陵散策は仕事に疲れたときの特効薬のようです。よいヒントも生まれます。コメントありがとうございました。
No.3ootakiさん
岡本さん、こんにちわ。2009年の日食観察のとき、お会いしているかと思います。当麻さんと毎週のように狭山丘陵に出かけています。西久保湿地にある東屋でお弁当を食べるとおいしいですよ。
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