アストロアーツのステラナビゲーターで星図を作成しました。この時は気がつきませんでしたが、実際の撮影では強い光源(月)が視野の端にあったので反対側に月のゴーストが現れました。天体写真ではしばしば極端な性能が求められ、レンズについては酷な条件になることがあります。
PENTAX K7 + TAMRON SP 300mm F2.8(12月21日撮影)
強いゴーストが現れましたが通常の撮影では滅多にない過酷なコントラストのある被写体です。しかし見ようによっては面白い画像です。ゴースト付近を切り出して画像処理を加え「海王星に向かうGXロケット」と題した絵画調の作品にしてみました。
再びステラナビゲーターで案内星図を作成しました。素材は実際の星野です。木星やガリレオ衛星、海王星が確認できます。
どうですか?
タイトルの「GXロケット」は仕分け作業で予算が縮小された日本独自のロケット開発プロジェクトです。ゴーストの色はレンズのマルチコートから発する色ですが、私の海王星のイメージにピッタリです。
我が家のプライベートな家計資金ぐりで「レンズ購入」が仕分けの対象でなければ、もっとデジタルで抜けの良いレンズが購入できるのですが・・・
しかし古いTAMRON SPレンズのおかげで作れた作品だとも言える写真の紹介でした。
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