当麻喜明

今年最後の満月

2014年12月11日 | 当麻喜明 | Comment0

IMGP1667.JPG 2014.12.7 iyoiyo misoka

12月7日は、2014年最後の満月でした。ぜひぜひ見ようと決めていましたが、雲も多く観測できるか五分五分でした。光源の月が明るく、雲もあると大気光学現象も現れるので、運が良ければ最高のお月見になるはずです。

Pentax K3 & Pentax K5Ⅱs


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いったん雲から出た月でしたが、更なる暑い雲が待っていました。


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2度目の月の出でしょうか。周辺の雲が光冠に彩られました。
右上に見えるのは、木星です。


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内側が青く、その外が橙色に光ります。


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光冠は、ほぼ全周に拡がりました。


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今日の主役ですから、満月2題。
上)TAMRON SP 180mmF2.5 + AF×1.4 テレコンバーター
下)Televue Pronto 480mm F6.8 ED


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今年最後の満月は、いつもより東の月面を見せていました。
危機の海(上の円形の海)の東に「縁の海」や「スミスの海」が
はっきり見えました。これらの海は通常の月面図では表記される
ことのない、通常は見えない地形です。


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月面で、一番明るく白く見える「アリスタルコス」クレーター。


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実は7日の明け方は、イリジウム衛星のフレアを待ったのですが、
予報された明るい衛星は、観察されませんでした。
(衛星の姿勢が不安定だったのかもしれません。)


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これは11月30日のイリジウムフレアです。


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明け方の空が、あまりに美しく撮影した「しし座」。
春なら夜8時に昇っている、春の代表的な星座です。


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カラス座も、春の星座とされています。私は小学生のころから、
この星座が好きでした。歪(いびつ)な四角形。

この何とも言えぬ不規則な台形が気に入っていました。
こういうのを見ると、修理したくなるんです!


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