冬至近くの月の出が、自宅からかなり低空で観察できることを知っています。月の出を準備して待ちました。元旦の夕方、姉や甥家族とミニ観察会となりました。5時9分が月の出、我が家の屋上で月が頭の先を出したのが5時14分でした。目的の赤くひしゃげた月を観察できました。
TeleVue ジェネシス 10cm F5 + ED2× BARLOW + LUMIX G1
太陽からの反射光のうち青系を散乱させ失った残りの色に染まった月です。また月の下部は地球大気の屈折で持ち上がったように見え、結果として上下につぶれた姿になります。こんな月は地平線(水平線)すれすれのときのみ観察可能です。
昨年撮影したものよりさらにつぶれて記録できました。
それにしても多い電線の重なりぐあい・・・去年の写真は幸運にも月刊天文誌「星ナビ」に入選することが出来ました。
Comments [2]
No.1hiroki-sachiさん
初めて見る光景に感動しました.見る見る上昇↑していく月は力漲る何かを感じさせてくれました.
新年早々,二人で思いましたね.「こりゃ,今年は良い年になりそうだな…」
有難うございました!
No.2当麻喜明さん
早速コメントありがとうございます。外国で12月に2回満月を見ると
「ブルームーン」と言うそうですが、幸運が訪れると聞きました。
「実に希な現象」なんですね。
初日の出も良いですが、じっくり月の出を待つのも風流でしょう。
私もすごい上昇力を感じました。
良い年の初めになりました。ありがとう!!
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