大瀧雅寛

オリオン座からふたご座へ - 2007.02.12

2007年2月13日 | 大瀧雅寛 | Comment0

国際宇宙ステーション

南西に現れたISSが、オリオン座の上を通り抜け、ふたご座へと向かっていきます。仰角は60度を超し、ゆったりときれいな弧を描いています。

写真は2007年2月12日の夕方に、埼玉県所沢市で撮影したISSです。宇宙航空研究開発機構のホームページに載せていただきました。

皆様から送っていただいたISSの写真(2007年2月)の2月12日のところです。


国際宇宙ステーション

南西に現れたISSが、オリオン座の上を通り抜け、ふたご座へと向かっていきます。仰角は60度を超し、ゆったりときれいな弧を描いています。

オリオン座のベテルギューズを頂点にした、冬の大三角が見てとれます。中央のやや下の、東京の明るさに負けない星は、おおいぬ座のシリウスです。

この画像は、30秒で撮影したものを2枚重ね合わせたものです。この後、南に開けたこの場所で、南中するカノープスが見えるのか、待つことにしました。

撮影場所:埼玉県所沢市荒幡

撮影日時:2007年02月12日 18時18分(30秒露出 x 2)

撮影機材:PENTAX K10D + DA14mm(35mm判換算21.5mm)F5.6 ISO200

国際宇宙ステーション

南西に現れたISSは、オリオン座の上を通り抜け、ゆっくりと北東へと消えていきました。その最後の30秒を撮影しました。だんだんと暗くなっていく様子がわかります。

この場所は、ゴルフ場に囲まれた「荒幡富士」と呼ばれる小高い丘です。森の向こう側に明るく見えるのは、都心の光です。

左側にうすくに写っているのは、当麻喜明さんです。当麻さんは、等倍ファインダーを付けた超望遠レンズで、ISSを消えゆく瞬間まで、狙い打ちしていました。

撮影場所:埼玉県所沢市荒幡

撮影日時:2007年02月12日 18時19分(30秒露出)

撮影機材:PENTAX K10D + DA14mm(35mm判換算21.5mm)F5.6 ISO200

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