「冬の大六角」西の空へ

2月というのに本当に暖かい夜でした。しかし透明度は悪く、10日前に見えたカノープスは見えませんでした。

今回のテーマは、「冬の大6角形」です。


冬の大三角とカノープス

2月というのに本当に暖かい夜でした。しかし透明度は悪く、10日前に見えたカノープスは見えませんでした。

赤道儀に望遠鏡を載せる前に、カメラを赤道儀に載せ、星野写真を撮ることにしました。今回のテーマは、「冬の大6角形」です。しかし、いい構図にはなりませんでした。

それから4時間後、オリオンが沈みかけ、ふたご座も西へと降りて来ました。ふたご座は寝ているものだとばかり思っていましたが、きれいに立ち上がりました。私はふたご座なので、愛着がわいてきました。

ちょうど、この写真のアングルになったとき、望遠鏡を下ろして、ふたたび、カメラを赤道儀にのせました。今度は納得のいく、「冬の大6角形」になりました。ただ、絞りが開放だったので、シリウスに羽がはえてしまいました。

撮影場所:埼玉県比企郡ときがわ町大字大野 堂平天文台駐車場

撮影日時:2007年02月21日 23時42分

撮影方法:赤道儀によるノータッチガイド撮影(30秒)

レンズ :PENTAX DA14mm(35mm判換算21.5mm)F2.8

カメラ :PENTAX K10D(ISO800)AWB

画像処理:Photoshopによる、トリミング