当麻喜明

鹿林(ルーリン)彗星(2)

2009年4月11日 | 当麻喜明 | Comment0

撮影データ 2009.2.1 5:30(合成13分) PENTAX 100EDUF + BJ30C

2月1日のルーリン彗星です。銀塩カメラの感覚では約2000mmの望遠撮影です。昨年の夏に購入していた冷却CCDカメラでの撮影です。ホームズ彗星の初期に似てきました。左下にイオン、右上にダストの尾がしっかり伸びていました。露出も多い(5分+5分+3分)のですが、空は最高でした。
きちんと画像を処理するとテイルは浮かび上がります。そして光跡も・・・


201.jpg

光害(ナトリウムランプや水銀灯の波長部分を下げたり中間部の諧調をあげたりします。)を避けて画像補整するとざらつき感は増しますが見えないものが見えてきます。タイトル文で「左下にイオン、右上にダストの尾がしっかり伸びていました。」とありますが、冷却CCDカメラの機械の目により確認したのです。ビットラン BJ-30C というカメラは30万画素のカラータイプです。最新のデジカメの画素数の1/15くらいでしょうか・・・モノクロのカメラ画像をカラーに変換も出来ます。使い込むと面白いカメラです。撮影中人工衛星は2機確認できました。上の衛星は IRIDIUM 77 だと思います。

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