当麻喜明

甲虫あらかると-マツヘリカメムシ

2011年11月10日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2011.10.31 konna jikini koucyuu

春先にこんなタイトル画像を載せた気がします。ヨモギの上のヨモギハムシでしょうか。雌雄で微妙に色が違います。でもこの程度の色違いは、ビックリしません。なぜなら「蛾」の難解な変異に比べれば、ずっと単純な変異だからです。今年最後のヨモギハムシかも知れません。

Lumix G2 & Pentax K5 + EL-NIKKOR 50mm F2.8


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前胸背板の頭部への回り込みなど、隙間を減らすデザインですね。
この時季だから感じられる寒さ対策です。


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004ササキリ.JPG

隙間と言えば、こんな所にこんな生き物。
ササキリです。


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こんなところにも、こんな生き物。
半地下のピロティー(横が斜面緑化されている)とホワイトカーペットの
始まりのところ・・・


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これで識別可能になったでしょうか。マツヘリカメムシです。
2008年頃から首都圏や丘陵でも目撃されはじめた外来種です。

アメリカザリガニの定着し始めは実体験出来ませんでしたが、
マツヘリカメムシの侵入はじめの生き証人にはなれそうです。


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実際には上に上に向かっていきました。時速10cmくらいです。


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この二種は別個体なので、10月末から11月始めに3個体確認しました。


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これは夕方の観察。アカキリバ。


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しばらく探していたヒメグモ。隠れ家が面白い材料なのです。
奥の粒々は砂粒かと思ったのですが、柔らかく卵のうの跡かも。

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ツリガネヒメグモか?甲虫好きです。
あんまり目立つものを食していると、カマキリに見つかるのに。


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以前観察していた個体は、あっさりいなくなってしまいました。
「星になったヒメグモ」

実はクサグモの卵のうです。
奥にうっすら主人が見えます。

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