狭山湖観察も本腰を入れてきました。今日は全てカメラレンズではなく望遠鏡使用です。ウィリアムズは 米国商社ブランドですが、製造は台湾、光学系は信頼できる日本製を使用している(らしい)ハイブリット望遠鏡です。購入は個人輸入の煩わしさから、 スタークラウドという日本の代理店を利用しました。
William Optics Zenithstar 66SD 388mm F5.9+LUMIX G2
狭山湖堤防の北西にある木立にやって来たモズです。けたたましい?声で
振り返るといつもの場所にとまっていました。
「呼んでる口笛 モズの声 小さい秋 小さい秋 小さい秋見付けた (^o^)」
は有名な歌ですね!!
遠くにハジロカイツブリの一行が優雅に泳いでいました。
とは言っても食事中ですから、しょっちゅう潜ります。
ユリカモメにアオサギが飛来しました。カメラレンズのようなヘリコイドではなく・・・
ラックピニオンのノブでピントを出します。
静物ならG2の拡大フォーカスでピントを出せますが、いわゆる「飛び物」は
そうはいきません。自分の眼の心眼を信ずるしかありません。
特にアオサギはかなり近距離まで飛来したので
「逃がしてなるものか・・・」と力が入りました。
綺麗なハクセキレイがポタポタ寄ってきました。
そしてかなり念入りな羽繕いが始まりました。
見ていても、撮していても楽しいひとときでした。ハクセキレイは真面目なのですが、
ユーモアという感情を持つかのような仕草でした。
セグロセキレイの水浴び?
右は幼鳥のハクセキレイですが、左はセグロセキレイなのでしょうか?
左の背黒の個体は、良く見ると目の下は白いようです。
どうも二羽ともハクセキレイのようです。
最近、頭部が黒いハクセキレイが混じり始めているらしいのです。
ハクセキレイは本州を南下して、ここ30-40年で関東でも珍しくない野鳥になりました。
一方、セグロセキレイは日本固有種で海外のバードウォチャー(バーダー)に
人気があるそうです。
丘陵では少し減ったかな・・・
黒いセグロのようなハクセキレイが、お騒がせしておりますと、
頭を掻いているようでした。
今回の撮影は、すべて上記記述の望遠鏡です。1群2枚のSDレンズです。
388mmの焦点距離ですから、無限遠撮影のとき撮像素子まで38.8cm+フード長です。
絞りはありませんから開放 F5.9 で撮しています。
光が入射するとき接触するガラス面はたった4カ所です。実効F値は
もっと明るいかもしれません。もう少し明るくなるよう工夫すると、
Pentax のAF1.7倍アダプターでAF撮影も可能です。
しかしレンズ総構成枚数は多くなります。
野鳥撮影にBORG望遠鏡を使用する方も多いですが、
この機材も充分魅力的です。
この冬いつか 2000mm F8 の望遠鏡で撮影しようと計画しています。
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