当麻喜明

狭山湖観察 その4-ハクセキレイの羽繕い

2010年11月14日 | 当麻喜明 | Comment0

ジェニスター 66SD 今日の撮影機材

狭山湖観察も本腰を入れてきました。今日は全てカメラレンズではなく望遠鏡使用です。ウィリアムズは 米国商社ブランドですが、製造は台湾、光学系は信頼できる日本製を使用している(らしい)ハイブリット望遠鏡です。購入は個人輸入の煩わしさから、 スタークラウドという日本の代理店を利用しました。

William Optics Zenithstar 66SD 388mm F5.9+LUMIX G2


102.JPG

103.JPG


狭山湖堤防の北西にある木立にやって来たモズです。けたたましい?声で
振り返るといつもの場所にとまっていました。

「呼んでる口笛 モズの声 小さい秋 小さい秋 小さい秋見付けた (^o^)」

は有名な歌ですね!!


104.JPG

105.JPG


遠くにハジロカイツブリの一行が優雅に泳いでいました。
とは言っても食事中ですから、しょっちゅう潜ります。


106.JPG

107.JPG

aa11.JPG


ユリカモメにアオサギが飛来しました。カメラレンズのようなヘリコイドではなく・・・
ラックピニオンのノブでピントを出します。

静物ならG2の拡大フォーカスでピントを出せますが、いわゆる「飛び物」は
そうはいきません。自分の眼の心眼を信ずるしかありません。
特にアオサギはかなり近距離まで飛来したので
「逃がしてなるものか・・・」と力が入りました。


108.JPG

109.JPG


綺麗なハクセキレイがポタポタ寄ってきました。

そしてかなり念入りな羽繕いが始まりました。


110.jpg


見ていても、撮していても楽しいひとときでした。ハクセキレイは真面目なのですが、
ユーモアという感情を持つかのような仕草でした。


111.JPG


セグロセキレイの水浴び?

右は幼鳥のハクセキレイですが、左はセグロセキレイなのでしょうか?


112.JPG


左の背黒の個体は、良く見ると目の下は白いようです。
どうも二羽ともハクセキレイのようです。


113.JPG


最近、頭部が黒いハクセキレイが混じり始めているらしいのです。

ハクセキレイは本州を南下して、ここ30-40年で関東でも珍しくない野鳥になりました。
一方、セグロセキレイは日本固有種で海外のバードウォチャー(バーダー)に
人気があるそうです。

丘陵では少し減ったかな・・・


114.JPG


黒いセグロのようなハクセキレイが、お騒がせしておりますと、
頭を掻いているようでした。

今回の撮影は、すべて上記記述の望遠鏡です。1群2枚のSDレンズです。
388mmの焦点距離ですから、無限遠撮影のとき撮像素子まで38.8cm+フード長です。
絞りはありませんから開放 F5.9 で撮しています。

光が入射するとき接触するガラス面はたった4カ所です。実効F値は
もっと明るいかもしれません。もう少し明るくなるよう工夫すると、
Pentax のAF1.7倍アダプターでAF撮影も可能です。
しかしレンズ総構成枚数は多くなります。

野鳥撮影にBORG望遠鏡を使用する方も多いですが、
この機材も充分魅力的です。

この冬いつか 2000mm F8 の望遠鏡で撮影しようと計画しています。

コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ